思い出せたこと

情報発信って難しい。

人からよく思われたいから発信しているのか
自分の心が動いたことを発信しているのか
時々分からなくなる。

特にミカンのことを発信しているとなおさら。
うわー、きれいだなぁとか
まじか！くやしい！とか。

心が動いたとき、無意識のうちに
カメラを出そうとしている自分に
はっとした。

周りからよく思われたいから
SNSをアップしている氣がして
恥ずかしくなった。

そしたら自分の人生まるごと
人からよく思われたいことをやっている氣が
してきて怖くなってしまった。

だから自分がしたいことって何だろうって
ここのところ、ずっとそればかり意識していた。

けどね、何にも手につかない。
おっくうというか。からだが動かない。

人の目をずっと氣にして生きてきた私自身と
向き合うことが怖い。

そうじゃない自分がいることを無意識のうちに知っているから
何かが変わってしまう氣がして怖いと感じたのかも知れない。

何かをしようと思っても「私なんて」って無力感が顔を出す。
「私なんかがやってもうまくいくはずがない…」という思いにとらわれる。

でもそういう時にやっぱり一人の時間が襲ってくる。
家族がいてもひとりの時間を持たされる。

寝転んで携帯をいじったりテレビを見ながら
無駄な時間の長さを感じて…

とりあえず、やってみよ！
がばっと起き上がり、ずっと前に買ってそのままにしていた
樹脂粘土を取り出した。

実は私は昔から工作が得意ではない。できあがると何だかカッコ悪いというか満足がいかないことがほとんどで。

でもずっと台所とかにおける手軽なアクセサリー置きが欲しくて、でもいいなと思えるものが売っていなくて。じゃ作ればいいかなと色々やってみたものの満足いくものができなくて。

また同じ結果になるのが怖くて、粘土もしまいっぱなしで見て見ぬふり。

それをとりあえずやってみよ！と手に取った。

なんだこれ？！
めっちゃ氣持ちがいい！！
触り心地が柔らかいガムみたいでずーっと触っていられる。

そこからはひたすら自分が欲しいかたちを目指して練っては伸ばしの繰り返し。ほぼ瞑想状態。練ってる自分を見てみたかったな。

まだまだ制作途中だけど、ちょっと氣持ちがすっきり。

そう、私は天と地のエネルギーが詰まったミカンを食べてもらうことで
そのひとのココロとからだが整うお手伝いができたらいいなぁと思っていただけだった。ふとそのことを思い出せたのだ。

難しく考えることはなかったけど、ちゃんと意識できてよかった。