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言われたかった言葉

ここのところ「もやっ」としていた。コロナとか外的要因ももちろんあるのだけど「やるぞ!」ってどこか前向きになれない。その理由がいまいちピンと来ていなくて。企画も立てて新製品も作ってバンバン販売して…。ビジネス上は踏ん張らないといけないタイミング。でも元氣な発信をする氣がどうしても起きない。

そしてここ数日続くトラブルもその延長戦(だと考えている)。突然パソコンが壊れたり、データ移行の最中にネット詐欺に合いかけたり、そのタイミングですごく精度のいいフィッシングメールが到着したり。とにかく心臓に悪い。基本アナログ人間なんだけど、家だと旦那よりなぜか詳しいことになっていていろいろとやる羽目になる。

目の前に起こることは自分が起こしていること。目の前で語られる言葉はゆきちゃんが相手に言わせているんだよ、と以前友達のフキちゃんが教えてくれたことが心に残っている。そう思うと俯瞰的に自分を見ることができる。自分を楽しむちょっとしたコツだ。

「私は何に氣づきたいのだろう。そのために起きていることなんだよな…。」と自分に言い聞かせつつ、心をすり減らして復旧対応にいそしむ私。そんな折、頭は真っ白、言葉足らずでアワアワ相談していた私にサポートセンターの方が一言、

『安心してください』って言ってくれた。

その一言が思いがけず心に響いて。

というか響いたことに自分が驚いた。

そりゃ私にとったら晴天の霹靂みたいなトラブルで頭が真っ白だったこともあるし、なんなら受け答えのマニュアルかも知れない。(マニュアルにしてもすごいし、ご本人の言葉だったらもっとすごい)でもね、どこか響いた。

そしてね、「あ、そうか、『安心して』って言ってほしかったんだ」って思えたんだ。今復唱しても肩の力が抜けるのが分かる。

実はうふふなミカンのことで自分が思い描いた結果にならず『これから大丈夫かな…』って不安に思うことがあったんだけど、そのことを口にしてこなかったんだよね。その現実を受けいれるのが怖くて、その不安な氣持ちを見て見ぬふりをしていたというか。近い人ほど心配かけたくないし、失敗したって思われたくないし。あああ…私の中の優等生が出てる~(長女あるある)。

それこそ大丈夫だよ、安心してって自分に言ってあげたい。すっかり忘れていたけど私は(だれでも)ここにいるだけでいいんだもの。何かをしなきゃいけない、なんてことひとっつもない。事実、思い描いた結果にはなっていないけど、おかげで新しい販売チャンネルとの出会いが生まれたり、企画のアイディアはたっぷりある。安心してやってみるのみだ。新月が氣づかせてくれたのかな。氣がつけてよかった。

いただいたサポートは無農薬、自然栽培の勉強に充てさせていただきます。