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【概要】沖縄初passive house認証取得! これからの時代の自然と調和した亜熱帯eco house「うりずんHOUSE」


朝日が昇る名護東海岸、やんばるの山々と大浦湾、大浦川に囲まれた大浦集落に2022年10月に完成した「うりずんHOUSE」の概要です。
やんばるの風土に根ざしながら省エネで快適な気持ちのよい暮らしができる家づくりを目指してきました。

↓うりずんHOUSEの写真ギャラリー

↓2024年1月5日 タイムス住宅新聞掲載

↓2023年7月21日 「週刊かふう」新報住宅ガイド掲載

・名前の由来

やんばるの森が1年の中で最も美しくなり
気候も気持ちの良い新緑の季節をイメージして
「うりずんHOUSE」と名付けました。

・風土に馴染む家を目指して

やんばるの風土に馴染むよう
外壁の一部にやんばるの赤土を使った土壁を
30名ほどのワークショップで施工し
内装には琉球の塗り壁(漆喰)、月桃を使ったふすま紙など天然素材をふんだんに使って
全体は鹿児島産杉材を使った木造になっています。

沖縄の伝統的な家のつくりである雨端(アマハジ)と縁側を参考に西側には玄関を兼ねたテラスを設置、家への出入りと人が交わる場所として活用。
テラスの格子はかつてやんばるの風景の中にあったチニブ(竹垣)をモチーフにデザインされています。


・最高基準のエコハウスを目指して

ひさしや格子、窓の作りを工夫し
高気密高断にするなど建物性能を高めることで
空調設備一台で一年中温度と湿度を適度に保つ
国内でも高い基準のエコハウスになるよう設計されています。
亜熱帯の沖縄でどれくらい性能を発揮するか
暮らしながら実験していきます。

・浸水エリアでの工夫

目の前には名護市天然記念物の大浦マングローブ林を有する美しい大浦川があります。
高潮による被害が過去に何度も起きている
低海抜エリアのため、高潮の際に水が侵入しないよう
隙間のない基礎を通常より高く作り、2Fに玄関を兼ねたテラスを設置する
ユニークな設計となっています。
1Fは地下室のような落ち着いた空間に仕上がっています。

大浦集落と大浦川

・ホームステイ

この地域の魅力をより多くの方に知ってももらい人と人、人と土地が繋がる場所にしたいという想いでホームステイでの滞在ができるよう準備を進めています。

・活動の記録


・メディア掲載

参考

アトリエ ガイィ
パッシブハウス・ジャパン
具志頭工務店
日本エコル


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