【エッセイ】緑道沿いのボート乗り場
いつもの緑道沿いのボート乗り場が営業を再開していた。
カップルが1組2組、手漕ぎボートで波のないお濠をゆっくりと動いている。
雲ひとつない空の下、暑いくらいの陽気。
オールを漕ぐのは少し大変そうだけれど、穏やかな春の空気の中で会話もはずんでいるんだろうなぁ、とか想像してみたり・・
ボート乗り場をみかけると、ちょっと懐かしい気持ちになる。
学生時代、まだろくにデートとかしたことがなかった頃・・
なんとなくデートの王道は、公園にいってボートに乗るというイメージがあったりした。