【エッセイ】朝のルーティンのなかで環世界を考える
新年が始まり、二週目の週末。
6時過ぎに起床して手洗い歯磨きうがいをしてベランダで寒風摩擦しながらストレッチ。
身体のセンサーが起動すると
不思議と寒さは感じずに
雲ひとつない晴天の空から
朝のやわらかくて優しい光を感じる。
いつもの散歩道で
群れからはぐれた一匹の白い斑の鳩が
寂しそうに木の枝にとまっている。
少し先では鳩の集団が落ち葉の上で
つんつんと餌場を漁っている。
外濠のカモさん達は
やっぱり去年より数も少なくて
群れずにぷかぷか浮いていたり
ちゅぴぴぴ〜と鳴