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【文字起こし】2023.12.21 東北有志医師の会 再び発信!レプリコンワクチン(自己複製型ワクチン)絶対反対!



🔶文字起こしにあたって

2023年11月末、レプリコンワクチンは世界で初めて、日本で承認された。

それに先駆け、警鐘を鳴らし続けてこられた東北有志医師の会。

レプリコンワクチンとは何か。
スライドを用いた村上教授の分かりやすい解説を確認しよう。
そして、警告を受け止めよう。

突き進むワクチンという名の遺伝子製剤の開発。
僕らは、未来に向かう大きな岐路に立っている。

今まで、仕組みの上でそうなりそうだと警告してきたことは、ほとんど実現した。/村上 康文

本文より


🔶出演者

🍀村上 康文
東京理科大学 名誉教授
HP:https://www.yasufumimurakami-official.com/

🍀後藤 均(東北有志医師の会 代表)
ごとう整形外科 手外科クリニック 院長
HP:https://karyukai.jp/smart/index

🍀駒野 宏人(東北有志医師の会)
薬学博士、認知症・神経科学専門
HP:https://brainfitness-coaching.net/

🔷東北有志医師の会 @tohokuyushiishi


🔶動画


🔶全文

自己複製型mRNAワクチンというものが、今現在世の中に現れそうだということなんですが、これを実際よく見ると、仕組みがウイルスとほとんど同じなんですよ。mRNAが体内で複製するんですが、複製したmRNAが人から人へ広がる可能性があります。


一番問題なのは、細胞内でスパイクタンパクをつくることですね。その細胞は感染細胞と一緒に認識されてしまいますから、免疫系にやっつけられてしまうということです。それをずっとやっていますと、抗体がIgG4化して免疫が利かなくなってしまう。スパイクタンパクが異物として認識されなくなってしまって、ウイルスが除けないということになってしまう。免疫能力を上げるどころか抑えてしまう。mRNA型ワクチンというのは、ワクチンとしては失敗だったという認識が世界中で広がっています。あちこちの国で打つのはやめたのに、どういうわけか日本だけがやろうとしています


レプリコンワクチンとは、mRNAが細胞内で増えるタイプのワクチンです。普通のmRNAワクチンなら打ったら打ったで終わりなんですけど、なかなか壊れないで半年もったとか一年もったとかいう話があります。レプリコンワクチンは打ったmRNAが複製して増えていく、というものなんです。

◆駒野「これはもう開発されて治験に入ってるんですよね?」

治験がもう終わったものもありまして、承認申請が行われているものもありますので、早ければ年内には人用の新しいmRNAワクチンとして登場する可能性があります。細胞内ではmRNAからmRNAを複製できないんです。ならばどうするか。mRNAの複製反応をさせる酵素の遺伝子を入れます。2つの遺伝子を入れるわけです。mRNAを複製させる遺伝子と、スパイクタンパクの遺伝子、この2つの遺伝子を導入したものがレプリコンワクチンです。「複製する」という意味で「レプリコン」と呼びます。


レプリコンワクチンのねらいなんですけれども、mRNAが複製して増えますから、接種する量を減らせるんじゃないかと思うわけです。そうすれば副作用も減るんじゃないかという発想が出発点です。

もうひとつのねらいとしては、抗原であるスパイクタンパクを長期間継続して生産するので、抗体の結合力も上がるだろうと考えていました。でもこれは失敗でした。

というのは、スパイク抗原を持続的に供給すると、抗体がIgG4になってしまうというのは今までのmRNAワクチンの弊害と全く一緒です。だから、これも失敗することが分かっています失敗したんだから開発をやめろよと言いたいんですが、ところが製薬会社はこれが有効だと考えて今現在臨床試験を進めようとしている、ということなんです。


レプリコンワクチンの説明で耳慣れないアルファウイルスというのが出てくるんですけど、そのウイルスがどうして出てくるかと言うと、レプリコンワクチンはmRNAの複製反応と、スパイクタンパクのmRNAの合成反応とを両方しないといけないわけで、アルファウイルスはそれをやる酵素を持っているからなんです。RNAからRNAを生み出す酵素レプリカーゼというのを持っているんです。2つの反応を同時にやるんですよ。


これがアルファウイルスのゲノムRNAなんですけど、これの複製反応をやるんですが、2つの合成をする場所がありまして、ゲノムRNAの全長も合成するんですが、その遺伝子の一部のmRNAもたくさんつくるんですよ。その仕組みを利用したレプリコンワクチンでも2つ生まれるわけです。ひとつは長い配列。つまりワクチンとして打たれたmRNAを複製するもうひとつはスパイクタンパクの遺伝子の発現を始める、つまりスパイクを合成する。2つの合成を効率よくやるような酵素はそんなに多くないので、レプリコンワクチン開発のために選ばれたのがアルファウイルスだった、ということです。


一番上が普通のmRNAワクチンです。スパイクタンパクのmRNAを導入すると、そこからスパイクタンパクだけがつくられる。

真ん中が自己増幅型ワクチンで、RNAの複製酵素が初めにつくられると、mRNAもそうなんですけれども、mRNAの元になるゲノムRNAもたくさん複製されます。そしてもうひとつのスパイクタンパクの遺伝子もたくさん読まれるので、mRNAを複製しながら抗原(スパイクタンパク)をいっぱいつくります。


複製反応を自らやれるので、ウイルスとしては少量の分子が細胞に入ったとしても自ら複製できるからいいわけです。それで増えながらスパイクタンパクの遺伝子もいっぱいつくる、というわけです。RNAの複製反応をやりながらスパイクタンパクの遺伝子、mRNAもたくさんつくってくれる、2つのRNAがつくられる、ということです。

■駒野「このタンパク、このRNAをつくる酵素は細胞の中でどのくらいもつんですかね?」

それがデータとしてはあまりないんですけど、そこそこもつんだと思います。

■駒野「そうすると、酵素がある限りRNAをずっとつくってるわけですね?」

ある限りはずっと複製します。

■駒野「そうするとスパイクタンパクの合成酵素もまたできちゃうんですね?」

スパイクタンパク合成酵素もどんどんつくられます。複製酵素も山のように生産しながら、ウイルス(ワクチンで導入したRNA)も複製して、スパイクタンパクのmRNAも大量に生産する、という仕組みです。

問題は自ら複製することです。でもこのワクチンの中にウイルスを構成する粒子を形成する遺伝子はありません。スパイクタンパクと複製酵素の遺伝子しかないんです。だから普通に考えればワクチンを打ってもウイルスにはならないんです。


レプリコンワクチンを打った後、抗体レベルが落ちないんです。抗原のスパイクタンパクがずっと複製しっぱなしになっていて、抗原をずっと供給しますので、抗体レベルが落ちないわけです。普通だとワクチンを打った後、しばらくすると抗体レベルは落ちるわけですけど、そんなことはなくて、ゆっくり上がるけれどもそう簡単には落ちないんです。


もうひとつはIgG4、これが問題で、早くにIgG4抗体が誘導されてしまいます。これもワクチンの容量依存的なんですけども、接種量0.3 μg、1 μg、3 μg、30 μg。ファイザーのワクチンの10分の1の量でも。

■駒野「3 μgの接種でIgG4がすぐ(接種後0週以内に)出てくる、と。」

打ってから間もなくどんどんIgG4が出てきてしまいます。

■駒野「IgG4というのはスパイクタンパクを除去する能力がない抗体。なぜかというと、細胞が壊されるので、それを防御するために出てくると考えられているんですね。だからスパイクタンパクを除かない、免疫を免れるような抗体なんです。そして他の免疫も抑えちゃう。」

IgG4が増えますと、がん免疫だとかも抑えてしまいます。なので、ワクチンでIgG4を誘導するものってみんな失敗なんです。だからレプリコンワクチンも失敗なんです。ワクチンとして失格なんです。

■駒野「このデータはワクチンとして失格なんですよね。なのになんで開発を進めるんですかね?」

失敗なんだけど、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の人たちはIgG4が増えるとどういう意味を持つかというのを理解する人がいない。」

■駒野「はぁ・・・」

昔のHIVのワクチンも繰り返して投与しなくてはいけなくて、あれもIgG4を誘導しちゃったわけですね、結局。それで失敗したんですよ。だから同様の失敗作なんです、これ。

■駒野「なるほど」


一番問題なのが、人から人へ広がるんじゃないか、というのが恐れられていて、打った場所から他のところへは間違いなく広がると思うんです。エクソソームっていう微粒子に包まれて移行しますから、打った場所の細胞から他の細胞にどんどん広がるということは言えるんですよね、実際。で、このワクチンは増えますから、行った先でまた増える、と。

■駒野「これは最近分かってきたことなんですよね。mRNAが細胞からエクソソームっていう粒子の中に含まれて他に移動するんだと。」

これが実は情報伝達の仕組みとしては非常に重要だということが分かっていまして、中でも免疫系ですね。ひとつの免疫細胞がmRNAをつくって、他へ渡していって、それで制御する、そういう現象が見つかっています。mRNA全体が細胞内で複製されて細胞から細胞にこれが広がるわけです。

問題は産生停止のブレーキがないということ。いつになったら止まるのか。それから、エクソソームに内包されて他の細胞に広がるということなんだけれど、細胞から細胞に広がるということは、エクソソームが母乳だとか唾液だとか息とかに入っていれば、人から人に広がる可能性もあるんじゃないか、ということです。


エクソソームはmRNAやマイクロRNA、タンパクを含んでいるというのは分かっていて、これが細胞間で非常に重要な情報伝達をやっている、ということなんです。つまりレプリコンワクチン、自己増殖型mRNAを含むものがウイルスのような働きをしちゃうかもしれない。これは人に投与する前に人から人に移るなどということは起きていない、ということを証明するべきだと思います。唾液、母乳、息にもエクソソームは入っていますから、ワクチンを打った人から非接種の人にまで広がる可能性があります。これは絶対に否定をしてほしい。私が思うのは、レプリコンワクチンが人から人に広がるかどうかは早急に調べるべきであって、これがないということが証明されるまで、これは全部ストップするべきです。

これの製造を福島のmRNAワクチン工場でしようとしているんですね。もっと言うと、レプリコンワクチンをやるのはたぶんイギリスと日本ぐらいなんですよね。よその国ではもうやる気があまりないみたいです。そもそもmRNAワクチンは失敗していますから、「もう今更なんだ」と。

■駒野「イギリスではやろうとしているんですか?」

やる可能性はありますね。


問題は唾液や母乳にこの粒子(エクソソーム)が入っていたりすることです。それから吐く息にもエクソソームはありますよ、という論文がちゃんとあるわけです。これら2つの論文は両方発表された有名な査読済みの論文ですから、エクソソームが人から人に広がる可能性は相当あるんじゃないかと思います。


接種するmRNAの量を減らせるという意味では確かに有望なのかもしれませんけれども、誘導される抗体がIgG4化されてしまうので、今までのmRNA型ワクチンと全く同じ問題点がある、ワクチンとしては失格ということです。

一番の問題点は複製反応にブレーキがないこと。永久に複製をしっぱなしになるかもしれない。従来のmRNAワクチンでも打った後で体内でどう分布するか分からなかったじゃないですか。同じようなことが、より問題が大きくなるわけですよね。従来のmRNA型ワクチンは一定量しか注射しないから、打ったmRNAが体内でどう分布しているか、ある程度追跡して言える、打ったmRNAが増えないからまだいいんですが、レプリコンワクチンは増えるわけです。打ったところから体内に広がって、またそこで増える。そういうサイクルに入ってしまうということです。

■駒野「この3つの点が問題だと。でもこれは実際、臨床試験をやっちゃってるんですね?」

終わってます。終わったものもあります。

■駒野「これはすごいな。なんでこういうことが許されるんでしょうね。」

ベトナムで確か4万人くらいのスケールでやった臨床試験を、日本でもやるということで、確か400人くらいだったか、もうやってるんですよ。Meiji Seikaファルマが。その臨床試験で投与された人たちはもう世の中にばらまかれているわけですよ、実際は。本来だったらやっぱりね、PMDA(医薬品医療機器総合機構)はこういう危険なものは人での臨床試験を始める前に、最低限動物実験でひとつの個体からもうひとつの個体に広がらないという実験をやってから次に進むべきですよね。

■駒野「あと、体内どのくらい広がっていくか、その検証も必要ですね。どのくらいで複製が終わるのか、とかね。」

体内での動態や寿命をしっかり調べるべきですよね。やったのは、抗体価が上がってよかったねって話だけですよね。

■後藤「未接種者でもレプリコンワクチンを接種した人と接すれば、mRNAワクチンを接種したのと同じ状態になるということですね?」

その可能性は現段階では否定できないんですよ。だから、そうならないことの証明を、動物実験でも人でもいいからやってほしいと思うんです。その実験をやってないから、実際は分かりません。仕組みの上では広がる可能性は十分あるんです。今まで、仕組みの上でそうなりそうだと警告してきたことは、ほとんど実現したじゃないですか。だから今回も、人から人に広がるんじゃないかと。

■駒野「mRNAワクチンの使用初期の頃から私たちが言ってきたことが、どんどん実現していきましたからね。」

「接種されたmRNAはあっという間に分解されるんだ」と推進側は言ってたじゃないですか。でも我々は「シュードウリジン化しているとmRNAは長持ちするよ」と言っていましたし、「mRNAを生産した細胞は免疫系から攻撃される」と主張した話も、始めの頃はたぶん否定されてたんですよ。でも全部、我々の主張が当たっちゃったじゃないですか。

■駒野「論文化されてきましたからね。」

これまでと同じような話で、今回のレプリコンワクチンも仕組みの上ではウイルスのように振る舞う可能性があるんですよね。こんなものの開発はやめてほしいですよね。

■後藤「今回、名称からmRNAワクチンの前の「シュードウリジン」というのを削除して出したっていうんですけど、結局シュードウリジンであることが一番の問題なんでしょうか?XBB型ワクチンもレプリコンワクチンも、使用されているのはシュードウリジンなんでしょうか?」

今までと同じシュードウリジンだと思います。シュードウリジン化していない普通のmRNAを導入しても、上手くいかないことが多いんですよね。免疫系が働いて、ワクチンで入れたmRNAが導入した細胞があたかもウイルスが感染した細胞と同じになってしまうので、免疫系がやっつけてしまう、その反応をシュードウリジン化して免れるように改変したのがモデルナとビオンテックの成功のカギだったんです。

■後藤「いやぁ、恐ろしいですね。」

だからどうなるか全然分からないと思っていて、mRNAの複製の効率が非常に良ければ、どんどん広がるでしょうね。複製の効率が悪ければmRNAが入った細胞はウイルスに感染した細胞と同じになってしまいますから、その細胞が免疫細胞に殺されるということで、mRNAは一瞬増えるけどその後減るかもしれない、ということなんですが、実験をやってないからどうなるかは分からないです。

■後藤「日本とイギリス以外はレプリコンワクチンはやらないかもしれないと言いますけど・・・」

実際それは分かりません。イギリスでもやりそうだなってニュースで見ただけであって。

■後藤「乳牛にmRNAワクチンを打つって話があるようですけど、ミルクにmRNAが入ってたら危険ですよね。」

mRNA型のなおかつレプリコン型を乳牛に打ちますよね。ミルクに間違いなく混じりますよ。そうすると牛乳は生で飲むなとか、じゃあ煮沸してれば大丈夫なのかとか、混乱しますよ。乳牛に接種というのも良くないですよね。乳牛にmRNAワクチンを打つと言っても、防ぐ病気は重大な病気でもないのに、ものすごいリスクをとって打つのは間違いですよね。これも私は絶対にやめてほしいと思います。

■駒野「これもまた今抗議の手紙、その他やりますかね。もうひとつ、貼るパッチ型のワクチンも開発してるって聞いたんですけど、ご存知ですか?皮膚に貼るタイプのワクチン。」

知ってます。どんな剤型であろうと、そもそもmRNAワクチンというのはもう全部やめるべきですよね。抗体がIgG4になっちゃうんだから、それで免疫が抑制されて。全部やめるべきです。

■後藤「レプリコンワクチン接種後にIgG4が最初から出てるというのは、今までmRNAを未接種の人でもそうなるということですか?」

これはブースター(追加)接種をしている人の実験しかしてないです。mRNAワクチンをブースター接種しているから、レプリコンワクチン接種直後の始めからIgG4が誘導されてもおかしくない、ということですけれども、レプリコンワクチンの仕組みを考えるとmRNAワクチン未接種でレプリコンワクチンを打った人でも間違いなくIgG4優勢になりますよ。だって、スパイクタンパクをずっと供給するんだから。今まで未接種の人でもレプリコンワクチンを打つとより早くIgG4になると思いますよ。

■後藤「恐ろしいですね、このワクチンは。やめてほしいですね。」

こんなワクチンを接種した人が周りで歩いていて、はっと気がついたら自分が免疫されてるって冗談じゃないですよね。

■後藤「なんか、人に近づけないですね。」

離れ小島で暮らすか、みたいな。

■後藤「Meiji Seikaファルマに手紙作戦ですかね。

出しましょうよ。レプリコンワクチンをやったって、どうせ売れないんですよ。打つ人なんていませんよ。だからつくるだけ無駄で、会社イメージが悪くなって終わるんですよ。会社の上層部はこの詳細を知らないんじゃないの?

■駒野「上層部は良し悪しを判断できないでしょうね。」

判断できなくて「我々は時代の最先端のワクチン技術だ」なんてやってるんですよ。内容は分からないでね。

■後藤「その人たちはワクチンを打ってるんですかね?」

いやぁ、分かりません。だから僕はこの情報に関してはMeijiの上層部に手紙を書くっていうのは、ありだと思いますね。

■後藤「やりましょうか。」

今度はMeiji Seikaファルマです。


🔶資料まとめ(ヒトさん作)


🔶文字起こしを終えて

聴きたくなった曲は・・・

「令和」
RYO the SKYWALKER

“ 初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香 ”

「令和」を生きる人たちよ
改めてその意味を考えよう

(歌詞はYouTube概要欄に)

以上

仕事と家事の合間を縫って、 少しでも明るい未来のために作成しています。 偶然か必然か、ここでつながったあなたのお役に立てれば幸いです。 サポートいただけましたら、歓喜!! 今後の活力源になること、必至です。