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スカイツリーで年1のひつまぶし〈東京豪遊ツアー①〉【フードエッセイ】


先日、特になんでもない日だったが東京豪遊(散財)飲んだくれツアーに同居人発案で行ってきた。
というのもありがたいことに会社から夏のボーナスが出たので、真夏になる前に外でたくさん美味しいものを食べよう!となったわけだ。

それはもう、美味しいものをたくさん食べ、そしてお酒もたくさんいただいた。最高だった。
(おかげで夏風邪を拗らせた可能性もあるが…)

たまには外で普段食べられないごちそうをいただくことで日々の殺伐としたルーティンワークを乗り切れるのだ。必要経費。

この豪遊ツアー、最初の目的地はスカイツリー、いただいたのはひつまぶしである。


年に1度の「ひつまぶしの日」

ここ数年、年に1度は必ずスカイツリーでひつまぶしを食べている。
うなぎと聞くと【うな重】か【ひつまぶし】か論争が起こることもあるが、私は断然【ひつまぶし】だ。

もっと言うと【関西風のうなぎ】で【ひつまぶし】だ。(関東風のうなぎのひつまぶしがあるのかは不明)

☆東西におけるうなぎの違い☆
【関東風】背開き×蒸す→焼く
・背開きなのは武家社会の江戸において腹開きは‘切腹’を連想させ縁起が悪いとされたから(諸説あり)
・火入れは蒸す→焼く。一度蒸すことでふっくらとした仕上がりになる。
※蒸すとうなぎの身が柔らかくなり、割れやすいことから腹開きになった説もあり!

【関西風】腹開き×焼く
・腹開きは商人文化の関西では‘腹を割って話そう’という意味合いがあるだとか(諸説あり)
・火入れは焼きのみ。香ばしくパリパリとする。

https://www.unagi-koubou.jp/contents/blog/2053.html

昔から脂強めの魚があまり得意ではなく、うなぎもさほど好きではなかったが、この関西風調理法
のうなぎはたくさん食べてもくどくなく非常にわたし好みだ。


スカイツリーのひつまぶし【ひつまぶし名古屋備長】は姉たちに教えてもらったお店だ。

そもそもスカイツリーは好きなお店がたくさんある。(ポケモンセンター、ジャンプショップ、美味しい梅干しのお店etc…)


そんなこんなで年1くらいで行っていたので、その日のランチはひつまぶしにしよう!となった次第である。

ひつまぶし、高級料理なので年1くらいがちょうどいいのもある。


ひつまぶしとご対面

さて1年ぶりのひつまぶしとご対面である。 

ひつまぶし 3950円


最高にテンションが上がる見た目。
てりてりのうなぎが食欲をそそる。


ひつまぶしといえば食べ方は3通り。

まず1膳目はそのまま。

盛り方が下手っぴ…


2膳目は薬味を添えて。
ここのわさびが辛さはマイルドだが、香り高くてうなぎによく合う。
ネギもふわふわでとても良い。

茶碗が汚れてるのは許してください


3膳目はだし茶漬けに。

茶碗が汚れてるのは(以下略)


うなぎが美味しいからどの食べ方も最高なのだが、個人的には3膳目のだし茶漬けが1番好み。
うなぎの旨みをしっかり味わえるよう、出汁は薄味になっている。


そして、ひつまぶしを食べる時のこだわりが1つだけある。


それはひつまぶしは4膳に分けていただくことだ。


1〜3膳目は先述の通りいただき、4膳目はその時1番気分の上がる食べた方でいただくのが雪原流。
3膳分けしないことで、最後の1膳を「お楽しみ」として味わえるシステムだ。
ぜひ真似していただきたい。

ちなみに4膳目は半分薬味で食べ、半分はだし茶漬けにした。
最後はズルッと啜って食べれるのが良い。


食後のデザートはキルフェボン🍰

ツアー初回のご飯は年に一度のひつまぶしを堪能できて幸せいっぱい。

お腹を空かせるべく、ソラマチの各お店を巡った。

ポケモンセンター前。ホゲータちゃんかわいい


そして食後のデザートはキルフェボンに。

レモンティラミスタルト🍋

このタルトは前にも食べたことがあったが本当に食べやすい。大好き。
レモンの甘酸っぱい爽やかさとティラミスの相性が良く、甘すぎないのが食後にも最適。

キルフェボンだとこのレモンティラミスタルトと、もう一つおすすめのタルトがあるが…紹介はまた今度。


この日の夜は浅草橋で飲むことにしていた我々一向。
予約時間までにお腹を空かせるべく、またソラマチ内を巡ることになった…


〈東京豪遊ツアー②へ続く〉

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