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心の折れやすい私が、ココロが弱っている時にやめたこと。

HSPの気質を持つ私は見た目よりも心が折れやすく、折れた心を長く引きずることも多くありました。

そんな私が心の弱っているときに4つのことをやめて、前よりも立ち直りが少し早くなった。そして、弱っていても落ち着いた自分に戻る方法を今は知っています。

今、弱っている、落ち込みを引きずって苦しんでいるあなたのヒントになれるように。気質は変わらないけど、少し気楽になった私の経験を書いてみようと思います。

『やめること』を決めた。

心が弱っているときにやめたことと書いておきながら、やったことになるのですが、まず『やめること』を決めました。

基準は『自分を苦しめることはやめる』

1 自分を責めるのは、やめる
2 弱っていることをどうにかしようとすることは、やめる
3 焦って判断や決断するのは、やめる
4 無理して頑張るのは、やめる

分かっていることばかりかもしれません。
モヤモヤと頭の中だけの思いにせず、言葉にして具体的に書いてみました。
書くことで意識がされやすくなり、決めたことで前とは少し違う変化が感じられるようになっていきました。

1 心が弱っている時に自分を責めるのは、やめた。

『自分を責めない』そう言われても……。
「もう知っている。」
「分かっていても責めてしまうから困っている。」
「当たり前のことだよねー。」
と思う方も多いかなと思います。

私自身も責めてはいけないと思いつつ、自分を責めていたし、責めている自分を「なぜ責めるのか」と、また責める本末転倒な思考回路に陥りがちでした。

知っているのと意識するのは違います。
そして、意識するのと、できないことで自分を責めることとは違います。

自分を責めてしまうことが習慣化している人は「責めている」自分を意識すること、気づくことが大切です。

たとえば、責めていると気づいたら、重々しく考えずに素直に「あっ!またやっちゃった。責めてごめん!」と自分に謝ることにしました。

重々しく深刻に考え過ぎないことがポイント!

責めている自分を、責める自分に対しても責めちゃうよねと…
「やっちゃったね」と受け入れてあげる感じです。

責め続けても何にも良くならなかった。

なぜできないのか、なぜこうなってしまったのか。
自分を責めてもどんどん落ち込んで行くだけでした。
より一層落ち込んで自分を弱らせて、やる気も奪われて行く。

「無駄なことをしている」と疲弊したからこそ、責めることをやめようと決められたのかもしれません。

2 心が弱っていることをどうにかしようとするのは、やめた。

元気になろう、早く立ち直ろうと無理に前向きに考えてみました。自分の心の中を探ったり、解決法を模索したりもしました。自分を奮い立たせようと頑張っている人たちを参考にもしました。

やっても私は苦しくなることの方が多かったです。
だから、弱っていることをどうにかするのは、やめました。

どうにかするよりも
弱っている自分をまずは認めてあげる
弱っていいと許してあげる
この方が楽になるのが早かった。

自分の心の波をそのまま受け入れると、無理矢理に元気になろうとして自分を追い込むことが少なくなっていきました。

遠回りのようにみえて、弱っている自分で「今は善し」とするだけで、ちょっと心が軽くなります。

3 心が弱っている時に決めるのは、やめた。

心が弱っている時は、正しい判断が出来ません。

自己肯定感や効力感もダダ下がりしているので、本当は望んでいるのにやめてみたり、やめたいのに選んでみたり。
自分が本当に望んでいる選択もできません。

先延ばしにしてでも落ち着いて自分の判断をすると決めておいた方が、後悔も少なくて済みます。

それでも選択が必要な場合「今は決められません。考える時間が必要です。」とはっきりと伝える。どうしても決めないといけない時は「今できる最善を尽くして判断した」と思うことにしています。

4 心が弱っている時に無理して頑張るのは、やめた。

弱っていて頑張れない、なにもできない自分に余計にガッカリしていました。何か役に立とうとする気持ちがあるからこそ、ガッカリしたかもしれません。何かしないと価値がない、人の役に立たないといけないという思い込みも強かったように思います。

無理して頑張ることは苦しい。
でも、役に立ちたいという思いは大切にしたい。

そこで、無理して頑張ることはやめ、行動のハードルを下げて、弱っていても簡単にできることをすることにしました。

◇コンビニの募金箱にお釣りをいれる
◇大切な人の幸せを祈る
◇ありがとうを言う
◇四角い部屋をまあるく掃除する
◇ペットがいる方は、ペットをかわいがるのも凄くいいと思います

大切な人の幸せを祈ることは、祈られた側だけでなく祈る側にも良い影響があるそうです。祈ることで幸せホルモンと言われるホルモンの分泌が増え、ストレス軽減や免疫力の回復になるようです。相手の幸せを祈りながら自分も回復していく、一石二鳥ですよね。

人のためにしたことは巡り巡って、自分を幸せにするですね。

気力も湧かない時はなんにもしないも良し。

弱っている人が目の前にいたら、傷つけないし優しく気遣うだろうし。
弱っている人に重い荷物を持たせたり、先を歩くようにも言わないはず。

頑張るのをやめて。
弱っている自分に寄り添うのも大切な時間です。

まとめ

1 自分が苦しんでいることを知る
2 苦しんでいることをやめると決める
3 やめてみる

やめてみて分かったのは、自分を不要にいじめる思考の輪にはまることが少なくなり回復力が増したこと。気質は変わりませんが、自分との気楽な付き合い方が見えてきました。

ずっと一緒にいる自分だから、焦らず急がず自分のペースで進んでいけるといいなと思います。最初はうまくいかなくても大丈夫。まずは『やめること』を言葉にしてみてくださいね。


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