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声の魅力。

サウンドノートを投稿したり、人が投稿したサウンドノートを聴いていて、思ったことがある。

声を聞くことで親密感が増す、ということだ。

電話がその代表だろう。これまでは文章のやりとりしかしていなかった者同士が電話で話した途端、一気に距離が縮まることがある。これはその人の声色や息遣いを耳元で聞くからだ。

声のトーンや口調からは、その人の性格や育ちが見えてくる。人として魅力的な人は、話していてそれが伝わってくる。さらには、「この人とは仲良くなれそうだな」といった、自分との相性さえも分かるものだ。

それだけ声というアイテムは、人と人とをつなぐ上で重要なものだと思う。

ここnoteでも、同じことが言える。普段は文章やイラスト、写真などを投稿している人でも、声を聞いて印象が変わることがある。どちらかといえば、良い方にだ。

おそらく声を聞くことによって、そばで話を聞いているかのような錯覚に陥るのだろう。まるで友人として会って、静かな場所でゆっくりと語り合っているような感覚。

だから私は、誰かが話すサウンドノートを聞くのが好きだ。初めて聞くときは、いけないものを覗くかのようにドキドキする。この人はどんな声で、どんな口調で話すんだろう、と。

そして好きになる。やっぱり素敵な人なんだろうな、と。

 * * *

もちろん苦手な声や話し方はある。声がやたらと高く、やたらとうるさく喋るような人は、そもそも人間として苦手だ。落ち着かないのだ。聞いていてそわそわする。

だから声の低い男の人が昔から好きだった。ゴスペラーズなら北山さん、最近で言えば斎藤工さん。「いい声」と言われるような人の声が好きなのだ。なおかつ、ゆっくりと落ち着いた口調で喋られた日には、即ノックダウンだ。

好みはいろいろあるだろうけれど、声というのは、惚れるのに十分な理由だと思う。

ちなみに今の恋人とは会う前に電話で話していた。そのときから、「この人と付き合いたいな」と思っていたのは秘密だ。

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