幸せのとの距離

今までは幸せって、なんだか遠くにあるものだと思っていた。

何かを成し遂げてそれでやっと得られるようなものなんだと。

幸せが遠くにあるものだと思いすぎていたからか、

ずっと幸せを探していた。

ずっと満たされなかった。


でも、幸せというのは、自分の足元に転がっているんだ、

というか、そもそも足元にしか転がっていないのではないか。

そう気づいた。


私の場合は、1日1回は緑茶を飲むのだけど、

その時間がとても大切で、それが5分だったり、

10分だったりして短くても、

お茶を淹れて渋みや香りを感じながら、リラックスして飲むのが

本当に幸せだなあと。

それだけで、よかったんだなあと。

そう感じたら、今までいろいろ右往左往してなかなか堂々と生きられなかった私だけど、幸せは既に自分の手の中にあったんだと。もう既に自分は満たされている。地に足が着いたような感覚になる。

幸せを探しにいかなくても、自分なりの幸せを感じ取れたから、そこに帰れば、大丈夫。だから、幸せになりたくてとか幸せを探しに、もうどこかしこに彷徨うのではなく、自分の心が赴く場所しか行かなくていい。

無理しなくていい。

生きる意味とか別になくていい。

ただ生きていていい。

そこにいていい。


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