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付加音価(メシアン)
付加音価について、ちょっと調べてみた。近代音楽などから出始めたものらしい。
4/4などの小節で、普通なら4分音符4つ分の音価の楽譜になるが、音符が4/4に収まらずに、余分にはみ出た音符のことを言うようだ。
上の図は普通の4/4の小節、下の図は付加音価の入った4/4の小節。
装飾音符に似ているようだが、音価として図の場合8分音符分増えるため、装飾音符とは意味合いが違う。
付加音価対象の音符は、+がつけられるようだ。最初は+の音符がない状態で分析し、後から追加してリズムのつじつまを合わせるようだ。そのため+の音は楽譜上では予期せぬ音のため、+の音から後の音符は緊張として表現される。逆に前の2拍分は緩和するようだ。
同じ+の記号が付いていても、バロック時代に作られた曲では、T(トリル)の意味を持っている。
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