【詩】夜明けの雨
砂になれたら何処へでも
風の吹くまま飛んでゆく
着いた土地でまた風を待つ
砂になれたら
こんなにも悲しまなくて済むのに
いつまでも
いつまでも
風に吹かれるのを待っている
砂になれたら悲しみも
小さくなるような気がして
けれど私は大きな岩で
この土地にしか居られない
砂になるには早すぎる
いつか忘れられるさと雨が叩く
こんなにも
こんなにも
冷たい雨が心に痛い
いつもありがとうございます。サポートは創作のために役立てたいと思います。
砂になれたら何処へでも
風の吹くまま飛んでゆく
着いた土地でまた風を待つ
砂になれたら
こんなにも悲しまなくて済むのに
いつまでも
いつまでも
風に吹かれるのを待っている
砂になれたら悲しみも
小さくなるような気がして
けれど私は大きな岩で
この土地にしか居られない
砂になるには早すぎる
いつか忘れられるさと雨が叩く
こんなにも
こんなにも
冷たい雨が心に痛い
いつもありがとうございます。サポートは創作のために役立てたいと思います。