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団地投資は初心者向き?公団住宅に目を向けてみた

※写真は趣味のロードバイクのものであって、不動産投資とはまったく関係ありません。ちなみにここはUFOライン(瓶ヶ森林道)で、前々記事の写真は小豆島寒霞渓です。

融資ナシ自己資金購入する方向で探す

1件目から融資をひくのは難しいと分かり、現金予算の中古戸建には自分たちでは手がだせないことも分かった。ならばと今までスルーしていた区分所有に目を向けてみる。ワンルームや単身者向けはやはり避けたい(サラリーマン兼業では、入居の出入りが激しいと管理が忙しいのではという懸念から)ので、2LDK以上で探すことに。

すると、私が読んだ勉強本や書籍にはまったく触れられていなかったけれど、ネット記事から「団地(公団住宅)投資は初心者向き」「投資家はあまり狙わない穴場である」「レトロな団地をリノベして暮らす」などの内容に俄然興味が沸いてきた。リノベ団地への投資っておもしろいんじゃないか。DIY賃貸、カスタマイズ賃貸と言われる現状復帰縛りのないものにしたら、ニーズとしてあるんじゃないのか、と。

築古団地投資について調べる

そこで、まず近所の団地の売物件を探すとちゃんと予算内で出てくるではないですか。山が近くて環境もいい、買い物も便利で小中学校も近い、交通の便もバス停が真下にあってクリア、など実際に内見に行ってみると部屋はボロボロだけど生活環境としてはとても魅力的だし風通しも景色も気持ちいい。

実際の景色ではなくイメージです

リノベしてバリューアップすれば収益アップも見込めるって記事にも書いてあった。ただ、案内してくれた不動産営業マンの方に話を聞くと、エレベーターのない5階建て団地はまず5階から空いていき、1階2階には空きが出ない。いくら健脚の人でも買い物などの荷物を持って狭い階段をぐるぐる回って上るのは相当きつい、そして5階だとターゲットからシニア層は外れてしまうだろう、と。

実際には5階4階にもたくさん人が住んでいるけれど、高齢になってくるとやはりしんどくなって、下の階に空きが出れば入りたいと予約している方が多いらしい。なるほど。
家具家電ひとつ買うにも搬入が大変なのも容易に想像がつくし。狙うなら3階以下か。でも空きが出ていない。。。また行き詰まる日々。

そういえば、実親は現在いわゆる団地暮らしだ

私が生まれ育った家は大阪府内の一軒家でしたが、田舎で駅は遠く自転車で20分ぐらい、その町内にスーパーもコンビニもなければ宅配ピザすら届かない地域でした。裏の川でホタルが飛ぶような自然があり、小中学校は近くて両サイド田んぼの通学路でした。

ここまでじゃないけど、イメージは近い感じ。

家族で暮らすにはとても良い環境だったけれど、私や姉が実家を出て高齢両親ふたりだけになると、もっと狭くてもいいから便利な場所に住み替えたいとのことで、実家を更地売却して駅近の団地に住み替えました。

そういう人って意外といるんじゃないかな?うちの親も、2階の子ども部屋2つが全く必要なくなって、洗濯物も2階ベランダに干さず庭に干すことにしたら2階にあがることすら極端に減ったって母が言うてたし。

父が亡くなってからも、母は現在もひとりでその団地で暮らしています。8階建てなのに、エレベーターが4・6・8階にしか停まらないという謎構造の団地の5階に。エレベーターで6階まで上がってひとつ降りて帰り、出かけるときはひとつ降りて4階からエレベーターで降りてるんだとか。
母は免許も車も持ってないけど買い物は徒歩圏内で十分なので、この便利な団地をとても気に入って終の棲家にすると言っています。

そんなこんなのいきさつあって、団地投資について調べたり検索したり、範囲も広げてまた内見ツアーにゆくのでした。(つづく)



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