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50時間で日商簿記3級に合格する方法

おはようございます。Yukiです。

今回は、50時間で日商簿記3級に合格する方法について解説します。

日商簿記3級は、企業の財政や経営状態を表す、貸借対照表や損益計算書の基礎を学ぶことができ、会社を数字で分析できる力を得られる素晴らしい資格です。

実際に日商簿記の年間受験者は数十万人いると言われているので、数字から見ても人気ぶりが分かります。

キャリアアップや転職の際に評価されるため、受験しようと考えている方も多いと思います。

とはいっても、どれくらいの勉強時間が必要なのか、独学でも合格できるのかなど、受験をする前の段階で悩みを抱えてしまい、一歩踏み出せない方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、第161回の日商簿記検定試験で合格した筆者がその悩みを解決していきます。

筆者の簡単なプロフィールは、20代一人暮らしの会社員です。

それでは最後までご覧ください。

なおYouTubeに動画もあげていますので、映像と音声で学びたい方は、下記を参考にしてください。


簿記3級は独学で50時間勉強すれば合格できる

最初にお伝えします。

簿記3級は独学で50時間勉強すれば合格できるということです。

というのも、私が独学で50時間以内の勉強で受かったからです。

受験するにあたって、記録アプリで計測したところ、34時間勉強していました。

記録をつけていない時期もあったので、それを10時間と見積もっても、50時間以内で合格できたというわけです。

なので、簿記3級に合格したいなら、独学で50時間の勉強をしましょう。

なお、私が合格のために用いたテキストと問題集は下記です。

ただ、これだけだと抽象的すぎるので、合格方法について具体的に解説します。

方法は3つあります。

・勉強時間を確保する
・問題集を解きまくる
・苦手科目を捨てる

それぞれ解説します。

方法①:勉強時間を確保する

まず一番大切なことは、勉強時間を確保するということです。

個人差はあると思いますが、50時間は勉強すべきです。

なぜかと言うと、日商簿記3級合格に必要な時間は50〜100時間と言われており、その最低ラインになるからです。

簿記受験に関する歴史は長いため、あたっていると思います。

どの受験にしてもそうですが、勉強の時間だけは必要ですから、その最低ラインとなる勉強時間は確保しましょう。

とはいっても、社会人で受験を考えている方のほとんどが、他のことが忙しくて勉強時間がとれない、と思っているのではないでしょうか。

仕事上の付き合い、家事や育児など、やるべきことがたくさんある中で勉強しようとするのは難しい。だけども、現状を変えたい。

この葛藤に一度は悩まされると思います。

安心してください。簿記3級は、スキマ時間を有効活用すれば合格できる資格です。

つまり、仕事の休憩中やご飯を食べるときなどに勉強時間を積み上げていけば、合格できる試験なのです。

もちろん、問題を解くときはまとまった時間は必要ですが、ながら勉強でも知識を蓄えることができるため、合格できるというわけです。

ですから、50時間を確保するためにも、スキマ時間にコツコツ勉強していきましょう。

方法②:問題集を解きまくる

2つめの方法が、問題集を解きまくるということです。

勉強時間のほとんどを、問題集を解くことに費やすべきと言っても過言でもありません。

なぜなら、問題集は過去問を分析して作られているため、合格への要素がつまっているからです。

合格したいなら、過去問、問題集と言われていますので、必ず解くべきです。

いつから解くべきかというと、テキストの章末問題を一通りやってから問題集に取り組むと良いでしょう。

イメージすると、テキスト→テキスト章末問題→問題集→テキスト→問題集という感じです。

なぜこの順番なのかと言うと、内容がわかっている状態で、問題集を解くことで実力が分かりやすいと思うからです。

問題集で解けたところは得意な問題であるため、時間を割く必要がないと判断できるし、逆に間違ったところは、忘れている、苦手な問題のため、テキストに戻って理解を深めるべきと考えることができます。

そして問題を解きまくれば、問題に慣れて実力も安定してきます。

ではどれくらいの問題を解けばいいかと言うと、問題集に収録されている9回分です。

私は9回分を一通り解きました。理解をさらに深めたいなら2周以上しましょう。

数をこなすと合格に近づきますので、ぜひ問題集を解きまくってみてください。

方法③:苦手科目を捨てる

3つめの方法は、苦手科目を捨てるということです。

あくまで簿記検定に合格するという観点での話ですが、苦手科目は捨てても良いと思います。

というのも、全体で70点以上得点できれば合格できるからです。

日商簿記3級の試験は、

・第1問(45点)
・第2問(20点)
・第3問(35点)

で構成されています。各問題での足切りはありませんので、合計で70点以上とればいいわけです。

実際に、私は第2問を捨てました。完全に捨てるわけではありませんが、問題集を解いているときに点数のバラツキが大きかったので、あまり時間を割きませんでした。

その分、第1問と第3問を完璧に仕上げようと思って勉強した結果、本試験で合計80点以上がとれて合格できたのです。

人によって得意不得意がありますので一概には言えませんが、第2問は捨ててもいいかもしれません。20点しかないので仮に0点でも、第1問と第3問が満点であれば80点で合格できるからです。

自分の苦手科目を捨てる勇気を持ってメリハリのある勉強をすることで、簿記3級には合格できると思います。

頑張っていきましょう。

日商簿記3級に合格して選択肢を広げよう

今回は、50時間で日商簿記3級に合格する方法について解説しました。

まとめると、簿記3級は独学で50時間の勉強をすれば合格できます。

方法としては、スキマ時間を見つけて勉強時間を積み上げる。テキストの理解ができたら問題集に取り組み、数をこなす。そして、苦手科目を把握し捨てる勇気を持って勉強をする。

これを実行すれば、合格できると思います。

日商簿記3級は、ビジネスパーソンであれば必須の知識であり、転職やキャリアアップにも役立ちます。学生も持っておくと企業活動の理解が深まるため、就職する際に会社の分析もできますし、面接などで評価も得られると思います。

簿記を持っていて損することはないため、この機会にぜひ勉強を始めてみましょう。


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