マンマミーアと親孝行
やっと再開し上演されたマンマ・ミーア。10月からは福岡での上演が控えています。
みなさん観劇されましたか?
そして7月末にはNHKのクローズアップ現代にて、劇団四季の公演再開に向けた取り組みが特集されました。
放送内容詳細↓
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4446/index.html
「浅利慶太ならどうするか?」という言葉
本当私も自粛期間中想像しました。
マンマ・ミーアは、母娘の物語ですね。
『Slipping Through My Fingers』ではいっつも泣いちゃいます。
最近、知り合い経由で
住職さんとお話する機会があって
「仏教」という観点でお話を聞きました。
そしたら、まあ結局
大切なことは同じだよねってなってはいるんだけど
「親孝行」についてね
おもしろくて。
今自分が存在しているのは、ご先祖様や親あってこそ。
だから、ご先祖様へのお墓参りや、親を大切にしなさいって住職さんに教わった。
でも、ご先祖様に対して、感謝の気持ちを持ったりお墓参りをちゃんとすることはできても
生きてる親に対する親孝行って難しい。
実際、私はご先祖様に対して
49日間毎日お経を読む、みたいな供養をしたことがある。
でも、親に関しては
旅行に連れて行ったりごはんに連れて行っても、お金を払おうと(返そうと)されて、できないって言ったら
住職さん、にやにやしながら、かばんからあるものを取り出した。
それがこちら。
『父母恩重経』 (ぶもおんじゅうきょう)
そしてページをめくり
この部分を見せてくれた。
父母のために心力を盡して、有らゆる佳味、美音、妙衣、車駕、宮室等を供養し、父母をして一生遊楽に飽かしむるとも、若し未だ三寶を信ぜざらしめば、猶お以て不幸と為す。
まあ読めなくても漢字の意味的に結局、美味しいものを食べさせたり、良い部屋を提供したり、高級品を買い与えることは親孝行ではない、と。
昔の教えにきちんと書いてあった。
しかもこれ、たまたま持ってたみたいでたまたま親の話題になり、教わったんだ。なんか奇跡。
でも、じゃあなにが正解か?
一応このお経に書いてあるんだけど、説明するの難しい。
でも私はこのお経を読んで
母をいじめ(?)ていた祖母に対する妬みが消えたの。
自然と涙があふれて
まだ親になってない私だけど
親の愛というものを分かった気がした。
私なりの親孝行の答えは、
心から親を大切に思い、それを行動にうつすこと。
当たり前だよね、
そう、当たり前なの。
親が大事なのはみんな一緒だと思う。
でも、いざ面と向かうと「ありがとう」が言えなかったり
誘いを面倒に感じて
おざなりな対応をしたりする。
それじゃ、大切に思っていても
伝わりっこない。
恋愛や夫婦と同じだよね。
だからちゃんと行動にうつす、
態度で示す。
難しいけど、やってみる。
ちなみに、住職さんには
この世に生まれた役割の一つは、
親を大切にすることで、
それをしっかりやっていけば、
社会に対する自分の使命も見えてくる、と教わったよ。
こちらのお経、
WEBで解説つきが読めます↓
是非一度読んでみてほしい。
親の愛が身に染みてわかる。
そうなると自ずと
自分を大切にし
親を大切にしたくなる。
そしてその親を生んだご先祖様まで大切にしたくなるよ。
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