【読書記録＃20】 日本人の気概　誇りある生き方を取り戻せ　渡部昇一 著

＜2023年4月14日にインスタに投稿したものをシェアしています＞

家族の崩壊、歪められた歴史観、無能な政治家。われわれは「魂の拠り所」をどこに求めるのか。誇りある個と家族、そして誇りある国家の回復のために、「武」の精神の伝統を見直すことの必要性を説く。

本書は1998年に書かれたものなので、その当時の政権と今とは違ってきているはものの、未だに数人の議員が、すでに解決した問題に対して「謝罪し続けるべきだ」と言っているが、この当時から、渡部先生は、「謝罪外交」は必要ないと断言されている。当時は、そんなことを言うと、今より左翼メディアのバッシングが凄かったので、渡部先生は貴重な保守論客だった。もっと長生きしてほしかった。

左翼思想が先生の権威を失ったくだりには、教育の内容だけでなく、左翼は教育そのものを破壊した。。また、現代のいじめと解決法がなかなか斬新だった。

Kindle Unlimited で読めます。

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