地球のためにできること - 石鹸や洗剤を変える -
私が生活に取り入れてよかったエシカルアクションのひとつが、シャンプーや洗剤を変えたことでした。
特におすすめしたいのが、固形シャンプー&コンディショナー。
「地球のために」とか大げさな理由ではなく、「楽だから」というシンプルな理由で使い続けて、もう2年以上。
今ではバスルームに液体せっけんはなく、固形せっけん類がずらっと並んでいます。
その他に、洗濯や食器洗い用の洗剤についても、経済的な負担なくエシカルシフトできる選択肢で落ち着いた我が家の固定メンバーを紹介します。
固形シャンプー&コンディショナー
↓こちらの記事でもおすすめした、固形のシャンプーとコンディショナー。
詰め替え不要で持ち運びも楽なのが使いやすくて、もう液体には戻れない…というくらい生活に馴染んでいます。
液体シャンプーのようなプラスチックの容器も必要なく、紙製の包装のものを選べばプラスチックフリーで、ゴミが最小限に収まるのも気持ちが良い◎
私がリピートして使っているのは、ecostore(エコストア)のもの。
持ちは、髪の長さにもよるけれど、毎日2人(髪短め)で使って、シャンプーは1ヶ月弱、コンディショナーは2ヶ月くらいです。
自然由来成分のシャンプーあるあるで、シャンプーをした後は少し髪がきしみますが、コンディショナーをすればさらっとした質感に戻ります。
洗い上がりが超サラサラ!にはならないので、髪のケアにこだわりがある方には、おすすめできないかも><
ですが、たまにスペシャルケアでトリートメントをして、普段は固形のシャンプー&コンディショナーを使うのも、ありかなと思います!
液体より少し高価に感じるけれど液体と比べて1.5倍くらい使えるし、毎日水に流すものなので、なるべく環境へのインパクトが低い方が使っていて気持ちが良い^ ^
都内には気軽に購入できるお店が多く気軽に取り入れやすいですが、近所に売っているお店がない場合は、オンランショップでの定期購入もおすすめです!
我が家の最寄り駅にも売っていますが、私は定価より少し安く買える定期購入しています。
そうは言っても一度試してみたい…というのが本音。(私もそうでした)
そんな時にすぐに買えないことで行動に移しにくいのは、エシカル消費の課題でもありますね。。
ちなみに、エコストアでシャンプー&コンディショナーバーが発売される前までは、LUSHのものを使っていました。
LUSHは、見た目が可愛くて種類も豊富なので、選ぶのが楽しい^ ^
でも、シャンプーが割れやすかったりコンディショナーが伸びにくかったりと、少し使いづら買ったので、今はエコストアに落ち着いています。
顔と身体も固形せっけん!
固形の手軽さに慣れてしまったら、ボディーソープと洗顔も固形になって、今となっては、お風呂に固形石鹸が4種類(シャンプー・コンディショナー・ボディー・フェイス)も並んでいます。
ボディソープと洗顔は同じものでも良いのですが、顔用にはちょっと良い石鹸、消費が早い身体用には安い石鹸、と使い分けています。
(その方が、お財布に優しい…)
洗濯洗剤
洗濯洗剤は、いくつか試してみて、
普段使いの弱アルカリ性洗剤
おしゃれ着用の中性洗剤
という使い分けが、経済的にもバランスが良く、最近はこの2種類に落ち着きました。
普段使いはコスパ重視のアルカリ性
2日に1回以上は使用する普段使いの洗剤は、SARAYAの『ヤシノミ洗たく洗剤』を使っています。
ヤシノミ洗剤シリーズは、石油系ではなく自然由来の洗浄成分(パーム油)を使用していて、香料や着色料も無添加。
持続可能なパーム油であることを証明するRSPO認証を取得していたり、売上の1%をパーム油の主要生産国マレーシア・ボルネオ島の環境保全のために寄付していたり、とても信頼できるブランドです。
RSPO認証は、環境破壊が問題とされているパーム油の生産において、持続可能な基準を満たしていることを証明するもの。
↓RSPO認証については、こちらの記事がわかりやすいです!
パーム油の原料のアブラヤシの生産のために、森林伐採が進んでいたり、労働環境が悪かったり、環境破壊と人権侵害が問題になっています。
そんな課題を抱えているものの、狭い面積の畑からたくさん収穫できる生産効率の良さや汎用性も高さから、代替となる植物油がないのも事実。
以下のような名称で、洗剤だけでなく食品やさまざまなものに使われています。
・植物油
・植物油脂
・ショートニング
・マーガリン
・グリセリン
・界面活性剤
パーム油の生産をやめて他の植物油に切り替えてしまうと、さらに森林破壊が進んでしまったり、小規模生産農家の仕事がなくなってしまったり、別の問題が生まれてしまうため、持続可能な生産をしている証明として、RSPO認証があります。
もちろん、「認証を取得していればいくらでも使用してOK」というわけではないですが、環境への影響を考え、生活者に対してそれを示しているブランドのものを、できるだけ購入したいなと思います。
おしゃれ着用は中性洗剤
装飾の多い服やニット、洗濯表示に手洗いマークが付いている服は、『THE 洗濯洗剤』を使っています。
綿、麻、化繊、ウール、シルク、ダウン素材やレインウェアまで何でも洗えるので、以前はこれ1本で洗濯していた時期もありましたが、少しお値段が高めということもあり、今はヤシノミ洗剤と併用しています。
“環境活動企業” と名乗る「がんこ本舗」が製造していて、基本性能の高さと環境負荷の低さを両立している超オススメの洗剤!
生分解性が高いため、排水として流出した後も環境負荷が少ない
すすぎ1回でOKなので、水の使用量が減る
ラベンダー精油の力で、除菌・防腐効果と油汚れに対する洗浄力がUP(洗い上がりにほんのり香るのも心地よい!)
洗浄成分はRSPO認証を取得したパーム油由来のもの
1回の使用量が少なく、詰め替え回数が少なくて楽
…などなど、挙げだしたらキリがないですが、使いやすさと環境への優しさのいいとこ取りなのです。
東京の丸の内と渋谷にあるTHE SHOPとオンラインショップ以外に、中川政七商店でも売っているので、私は家から近いお店で購入しています。
ちなみに、エコストアの洗剤をリフィルして使っていたこともありますが、毎月1〜2回追加しなければならないことと、液切れ?が悪く蓋にベタっと付いてしまうのが地味にストレスだったので、使わなくなってしまいました。。
今は改善してるかもしれないし、、最近セサミストリートとコラボしたパッケージが可愛くて欲しいな〜と思ったりしていた^ ^
食器用洗剤
キッチンでは、エコストアの食器用洗剤を使っています。
エコストアの製品は、自然由来の原料を使用しているだけでなく、パッケージがおしゃれで、サトウキビ由来のシュガープラスチックと、ニュージーランド国内で回収されたリサイクルプラスチックの混合素材なのが素敵。
泡立ちや泡切れも、一般的な洗剤と変わらない使い心地で、汚れの落ち方も気になったことはありません。
二人暮らしで毎日ほとんど自炊をする我が家では、写真よりも一回り大きい1リットルの容器に満タンにリフィル数ヶ月は持つので、詰め替えに行く手間もノーストレスです。
リフィルなら ¥88(税込) / 100g で、経済的にも嬉しい。
リフィルステーションは、全国にだんだんと増えていルものの都市部に集中しているので、もっと増えるように、みんなでリフィルを活用して需要を示していきたい…!
こんな感じで、我が家の石鹸・洗剤事情をご紹介してみました。
毎日水に流すものの環境への影響を考えたり、いつもの洗剤から少し変えてみたり、何か行動を起こすきっかけになりますように…
よかったら、いいねやコメントをくださると嬉しいです^ ^