![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66657686/rectangle_large_type_2_9264022239533dcf0d8c5b29a4f0357f.jpeg?width=800)
星が落ちてきたような感覚
こんにちは。雪よもぎです。
魔法使いの約束、2周年イベント良かったですね!!
今回のストーリーのテーマの一つが「流星群」でした。
あ、ネタバレはしませんよ。
今回は少し早いですが、2021年の振り返りをします。
2021 年は、長年の勉強への執着を手放した年でした。
前回、前々回の記事で少し触れてはいるのですが、
私は、ものすご〜く勉強ということに対して思い入れがありました。
勉強は学生の私にとって希望であったと同時に、一種の呪いでもありました。
「常に上を目指さなければならない」
「勉強をし続けることが良い人生を送るために必要だ」
「仕事に必要なことを学ぶべき」
こんな感じの思い込みがありました。それで上手く頑張れていた時期もあったのですが、大人になるにつれて、少しずつ自分の首を締められているような感覚に陥っていました。
で、苦しくなって、まずは「資格の勉強をやめよう」となりました。
すぐにスッパリ止められたわけではありません。しばらくは不安で仕方がありませんでした。
さらに、新聞も止めてしまいました。そういうつもりではありませんでしたが、結果的に世の中の情報を遮断することになりました。
なんだかもう、落ちるところまで落ちてしまえというか、そういう感覚が少しありました。仕事も上手くいかず、体重減少や鬱っぽさ、喘息などで体調も悪化していました。
毎日がつらくしんどくて、真夏に何故か雪景色を見たいと思っていました。
真っ白な雪景色ばかりを頭の中で思い描いていました。冷たくて静かで、優しい孤独な色。
突然ですが、しばしば女性は「花」に例えられます。
私も20代後半になって、「子どもを産める時期は限られている」ということを意識するようになりました。意識したというだけで、何も変わりませんが。
ただ、そういう幸せもある、ということ。
恋愛・結婚・子育てにかぎらず、仕事や趣味であったとしても、花を咲かせる力が自分にあるのか、と。
全く自信がありませんでした。
もっと努力しなければいけないと思いながら、勉強止めましたからね。体調すら崩しました。
雪も降らない、花も咲かない。
そんな現実。
勉強への執着を手放しても、私は落ちることさえできませんでした。
職業がITエンジニアなので、勉強しないままではいつか仕事をクビになるかもしれないけれど、すぐに職を失うというようなことはありませんでした。
今思えば、その程度で人生終わるわけないのですが、私は職業柄「勉強をしないと仕事を失う」と言われ続けてきた上、子どもの頃から私自身がそう信じてきたので、ものすごく怖かったのです。
落ちることも、変わることもできず、ただ勉強しないダメ人間になったようで惨めな気分になりました。
そんな時、思いもよらないところに希望を見つけました。
まさしく、星が落ちてきたのです。
最初は無意識に星の欠片を拾い集めていて、気づいたらカゴが星でいっぱいになっていました。
というのは、もちろん比喩です。
と、思いました。
この記事を描いた後に2周年お祝いイラストを描きました。一応、最後まで描き上げてこっそりTwitterに投稿しました。
全く思い通りに描けませんでした。悔しいですが完敗。いいねゼロ。
でも、わかったことが沢山ありました。少しすっきりしました。
悔しかったので、メインストーリー2部公開時に再挑戦したい気持ちでいます。
雪や花に憧れていました。
ふわふわと優しく舞い散るそれらを、壊さないように大切にしてきました。
執着を手放したら、簡単に地面に落ちてしまうと思っていました。
でも、そう簡単に落ちることはありませんでした。
その代わりに星が落ちてきました。
硬くて尖っていて、痛みで目が覚めました。
星
ちょっとだけ、今までとは違うものを集めて新年を迎えられそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?