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星が落ちてきたような感覚

こんにちは。雪よもぎです。

魔法使いの約束、2周年イベント良かったですね!!

今回のストーリーのテーマの一つが「流星群」でした。

あ、ネタバレはしませんよ。

今回は少し早いですが、2021年の振り返りをします。


2021 年は、長年の勉強への執着を手放した年でした。

前回、前々回の記事で少し触れてはいるのですが、

私は、ものすご〜く勉強ということに対して思い入れがありました。

勉強は学生の私にとって希望であったと同時に、一種の呪いでもありました。

「常に上を目指さなければならない」

「勉強をし続けることが良い人生を送るために必要だ」

「仕事に必要なことを学ぶべき」

こんな感じの思い込みがありました。それで上手く頑張れていた時期もあったのですが、大人になるにつれて、少しずつ自分の首を締められているような感覚に陥っていました。


で、苦しくなって、まずは「資格の勉強をやめよう」となりました。

すぐにスッパリ止められたわけではありません。しばらくは不安で仕方がありませんでした。

さらに、新聞も止めてしまいました。そういうつもりではありませんでしたが、結果的に世の中の情報を遮断することになりました。


なんだかもう、落ちるところまで落ちてしまえというか、そういう感覚が少しありました。仕事も上手くいかず、体重減少や鬱っぽさ、喘息などで体調も悪化していました。

毎日がつらくしんどくて、真夏に何故か雪景色を見たいと思っていました。

真っ白な雪景色ばかりを頭の中で思い描いていました。冷たくて静かで、優しい孤独な色。


突然ですが、しばしば女性は「」に例えられます。

私も20代後半になって、「子どもを産める時期は限られている」ということを意識するようになりました。意識したというだけで、何も変わりませんが。

ただ、そういう幸せもある、ということ。

恋愛・結婚・子育てにかぎらず、仕事や趣味であったとしても、花を咲かせる力が自分にあるのか、と。

全く自信がありませんでした。

もっと努力しなければいけないと思いながら、勉強止めましたからね。体調すら崩しました。


雪も降らない、花も咲かない。

そんな現実。


勉強への執着を手放しても、私は落ちることさえできませんでした

職業がITエンジニアなので、勉強しないままではいつか仕事をクビになるかもしれないけれど、すぐに職を失うというようなことはありませんでした。

今思えば、その程度で人生終わるわけないのですが、私は職業柄「勉強をしないと仕事を失う」と言われ続けてきた上、子どもの頃から私自身がそう信じてきたので、ものすごく怖かったのです。

落ちることも、変わることもできず、ただ勉強しないダメ人間になったようで惨めな気分になりました。


そんな時、思いもよらないところに希望を見つけました。

まさしく、星が落ちてきたのです


最初は無意識に星の欠片を拾い集めていて、気づいたらカゴが星でいっぱいになっていました。

というのは、もちろん比喩です。

と、思いました。

この記事を描いた後に2周年お祝いイラストを描きました。一応、最後まで描き上げてこっそりTwitterに投稿しました。

全く思い通りに描けませんでした。悔しいですが完敗。いいねゼロ。


でも、わかったことが沢山ありました。少しすっきりしました


悔しかったので、メインストーリー2部公開時に再挑戦したい気持ちでいます。


雪や花に憧れていました。

ふわふわと優しく舞い散るそれらを、壊さないように大切にしてきました。

執着を手放したら、簡単に地面に落ちてしまうと思っていました。

でも、そう簡単に落ちることはありませんでした。

その代わりに星が落ちてきました。

硬くて尖っていて、痛みで目が覚めました。


ちょっとだけ、今までとは違うものを集めて新年を迎えられそうです。






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