《果実の子供達》 ポエトリーリーディングのための音楽

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記事

作詩・原案:彩冬貴灯子
https://note.mu/sayonaratukiyo

アートワーク:歳雪

作詞・脚本:西瓜すいか
https://note.mu/suikaboushi

『無花果の実り』

けして振り向いてくれない人に
恋をしました。

どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして
どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして
ーー振り向いてくれない、不幸に
どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして
ーー溺れて。

「君には、見どころがあるね」
はい、なんのお話か分かりま

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ありがとうございます!嬉しいです。お互いがんばりましょう

作詩・原案:彩冬貴灯子
https://note.mu/sayonaratukiyo

アートワーク:歳雪

作詞・脚本:西瓜すいか
https://note.mu/suikaboushi

『檸檬の思慕』

『女がきれいなものだなんて、誰が言ったのでしょうか。』

『あそこから私、逃げました
白い小鳥は穢されて』

『十二歳の夏、現場は雨。男は』
「ーー逮捕されました!」
「今男が出てきます。少女は無事、無事です。少女は無事です。」
とりかこむフラッシュ。見えない太陽、つぶやく、おなかがすいた。

ねえ、大丈夫なの?
『うん、大丈夫だよ。ぜんぜん平気さ』
ほんとうに?
『うん本当だよ。君は

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ありがとうございます!スキを糧に、これからも書き続けていけそうです
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作詩・原案:彩冬貴灯子
https://note.mu/sayonaratukiyo

アートワーク:歳雪

作詞・脚本:西瓜すいか
https://note.mu/suikaboushi

『柘榴の女』

ーー今晩、あなたの腕の中で死ぬことを決めました。

朝帰りの男 くだらない生活
奮発した洗濯機 洗っていない食器
昨日、今日、明日。

ねえちょっと、あたしの靴下どこにやった?
(失恋した日の 夜のことでした)
ちょっともう困っちゃうなあ。入れといてって言ったのに
(見も知らぬ人に 抱かれたのでした)
いいよ。ぜんぜん怒ってない
(涙を流しながら 押し寄せる快楽)
忙しかったもんね。ふたり

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ありがとうございます!ネットの海で出会えたことに感謝です。