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f-022 Valentinoの赤いローファー♪出会うことで芽を出す新しい自分🌱

先日、soul fashion stylingのお仕事でアウトレットをご案内していたときのこと。「あ!このダウンコートはあのクライアントさん(さめじまみおちゃん)に似合うやつだ!」と、アンテナがピピッと動いてしまったのですが、そうなったらもう「伝えない」なんていう選択がないわたし。帰宅後に早速ネットサイトを検索し、購入できそうだったので、ご案内のLINEを送りました。

そうしたら、すごく気に入ってくれて、購入しようとしたらしいのですが、サイズがなかった…と残念なメッセージが。。。

▶︎思いがけずショッピング代行

そうなると、俄然「なんとかしてあげたい!」という欲求がわたしの中にむくむくと湧いてしまいまして、ちょうどその日の予定がなかったこともあり、ショッピング代行をしてみました♪←完全な思いつきですし、相手のためというよりわたしの欲求充足のためです(just〇〇さんを見たいという欲求)

思い立ったら吉日!アウトレットまでビューンと車で行きまして、ダウンコートを代理で購入したら、アウトレット内のコンビニから発送手続きをして完了です♪

やり切った感満載!!!

となると、「さて帰る??」それとも、アテンドの時はいつもボケーッとただ歩き回ることができないので、少しアウトレットの中を、次のアテンド予定の方をイメージしながら下見も兼ねて散歩する?!となり、ウィンドーショッピングが大好きなわたしは、プラプラと目的なく徘徊しておりました。←これ、わたしにとっては瞑想のような感じなのです

▶︎出会うことで芽を出す縁の花 ←by宇津雄一

いつも、クライアントさんのアテンドで、REDvalentinoはよく見るのですが、VALENTINOはゆっくり見ていないな〜と思い、ふら〜っと入ってみると、奥の方に置かれていた真っ赤なローファーが目に飛び込んできた♡

す〜っと脇目も振らずに真っ赤なローファーの前にすすみ、手にとってみたら、ローファーというありふれたデザインを超えてくるディテールにグッと心を奪われ、思わず「美しい〜」と、胸に抱いた感情が声に出てしまった♪

それがこれ⬇︎

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わたしが一番美しいと思ったのは、フリンジを折り返した部分。この絶妙なふっくらと膨らませたところがたまらん♡ ローファーだけども、全体的に、室内履きのようなエレガントさが、このローファーの美しさの秘訣なのかな♪

まあ、そんなことをニマニマしながら考えて見ていたら、当然のことながら店員さんがくるよね!で、声かけの一発目の単語にわたしは「うひょ〜」っと小躍りしました。

「その赤のローファー、80%OFFなんです」と。

でた!驚異の80%OFFアイテムですよ!これぞアウトレットの醍醐味♪アウトレットなので、もちろん前年度のコレクションだということは前提だけど、ローファーはもう定番アイテムだし、VALENTINOのスタッズはいつも「これ好きだな〜」と眺めていたので、(スタッズのヒールは木型が合わなすぎて買えなかった過去が)この木型の靴ならイケる!と確信。ルンルンと購入です。一瞬も迷わない!

アウトレットというのは「縁」がすべて。ラグジュアリーブランドのアイテムとの出会いはとくに「縁」です。

面白いことに、自分を一般的だと思っている人は、デザイナーがこだわりにこだわった個性的なアイテムを避けたがるので、わたしのように「わたしはわたし」と思っている人からすると、個性的なものほど残っているアウトレットはお宝がいっぱい♡

実際に、このデザインの色違いは50%OFF。赤は売れにくい…だから値下げしようという思惑と、他の誰がなんと言っても、自分の感性に響いたアイテムを買いたいというニーズが嬉しく噛み合っちゃう瞬間の出会い♡たまらんね〜♪

まさに♪出会うことで芽を出す縁の花〜♪ですよ⭐︎(縁花:作詞作曲 by 宇津雄一)

▶︎見たこともないあなたへ繋がるアイテムを、わたしは見つけ出してみたいのです

いやさ〜、話がちょっと飛びますが、わたしこの前の週末は神戸に出張してたんですよ。弊社は映像関係のお仕事もしているので、ミュージックライブの映像撮影だったのですが、わたしは、スイッチャー仕事をしてましてね…

※スイッチャーって何?と思う方へ こちらに説明が少しあります

そのライブの中で、プロにも教えているボイストレーナーの宇津雄一さんが出てまして、以前から面識もあり、お話もしたことがあって、歌も聴いたことがあったのですが、改めて生で撮影しながら聴いていると、沁みてくるんですよ〜。

その中で「縁花〜enka〜」という歌があって、人生っていろんな出会いがあるけれど、そのどれもが宝もので、出会うことで芽を出す展開ってあって、縁によって見たことのないページが拡がり花が咲いていくよね〜みたいな歌なのね。

あ、聴いてくださいぜひ♡沁みるので♡

でね、この歌を聴いていて、ファッションアイテムを通して起きる、自分自身との出会いにも言えるな〜と思ったわけです。

心惹かれるアイテムに出会うと、自分の中に芽が出て、気がついていなかった新しい自分を発見し、現実の仕事やパートナーシップが発展していったりする…

人と人だけが出会うのではなく、ファッションアイテム、景色、空気、芸術、そういうあらゆるものに出会うチャンスって、消したらいけないな〜とね。

そのために必要なことって「感性」を鈍らせないこと。「感情」を鈍麻させないこと。これに尽きる!

だから、わたしはファッションを通して、見たこともないあなたへ繋がるアイテムを見つけ出してみたいのです♡

▶︎自分自身から落ちこぼれるんじゃなくて、自分自身に還っていく

ファッションアテンドをしていて感じるのは、処世術として身につけてきた「感性の鈍麻」問題。

「〇〇市では着られない」「私にはおしゃれすぎる」「着たいけど値段が高い」「目立つのが怖い」などなど、「素敵!!!」と思ったり、言葉にはならない「グワッと込み上げる陽の感性」を、押し殺す術を使いまくる行為。

それらが長年積み重なって「感性の鈍麻」が、こってりとこびりつくわけです。

それは、時としてあなたを守る鎧として役に立った…だから処世術なのだけど、もし、まさに今のこの時期に身動きのとれない苦しさを感知したのなら、勇気を出して、常識人からドロップアウトしてみるといいと思う。

それは決して、自分自身から落ちこぼれるんじゃなくて、自分自身に還っていく行為だから♡

大丈夫!思い出そう!あなたの中の感性を♡

▶︎あ、そろそろコーデ写真いきますか?(笑)

VALENTINOの赤いローファーをどう履くか…それはやっぱり自分らしくだよね♪VALENTINOだからって、気取ることもしない。大好きなアイテムと共に履くのみ♡

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とは言え、がちゃがちゃと1つ1つが目立ちすぎてもよろしくない…
全体が調和した上で「たにもとゆき」にならないとね♡

だから、Alice+Oliviaのトップスのニットの唇の赤と、VALENTINOの赤いローファーをリンクさせたり、調和とバランスを意識。

その他コーデに使用したアイテムは、世界一高慢チキな女がつくったニットコート(カーディガン )に、Of STYLEのドレープたっぷりコーディロイロングスカート。

これは、紺と黒のコーデだけど、ひと昔前には絶対にNGだった「紺✖️黒」の合わせ。でも今はめちゃおしゃれになる。

その理由は、紺の染料が良くなったからだそう…。黒を含む紺の染料だから、黒と紺のコーデがより調和的に見えるんだって!(世界一高慢チキな女情報)

ひと昔前、絶対にNGだった紺✖️黒のコーデ。今じゃ定番になってますからね♪ぜひみなさんの脳内もアップデートしてチャレンジしてみてくださいね〜♪


たにもとゆきのファッション観↓







わたしの世界観をデロデロと、キャハキャハと表現すると心に誓いました。サポートをしていただいた暁には、少しでも良い世界観を表現できるよう美意識の向上エネルギーに使わせていただきます♪そして肥えたわたしをこのnoteにまた循環させていきます♪