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保育士スイッチのオンとオフ

もともと私は、子どもが好きで好きで
保育士になったタイプではないので
プライベートでは基本的に
「保育士スイッチ」はオフしてしまう。

仕事中は、自分でいうのもなんですが
全力で子どもに向き合っている。つもり。
それでいつもヘトヘトになっちゃう。

プライベートでは実は
できれば大人の世界で
静かに穏やかに暮らしたいほう。

街中で子どもに遭遇しても
そんなに気にしていない。
子どもを見かけて「可愛い~」とか言ったり
いちいちニコニコするタイプではない。

保育士さんたちに聞いたことがないから
みんなは普段どうなのか、知らない。

どうしよう、冷たいのか、私は。

だけど、さすがに保育士になって
変わった部分はある。

0~2歳児を仕事で見ることが多いので
その範囲の子には反応してしまいがち。

街中で赤ちゃんに会うと
「かわいいぃぃぃ~」と思う機会は増えた。

また、カフェや公園などでボーッとしてて
そのくらいの子を見かけると
動きを観察して発達段階を確認してしまう。
(遅れているか判断とかじゃなくて、どのくらいの月齢なのかとか発達を読みとく練習のためです)

さらに、保護者から叱られている子がいると
密かに聞き耳を立てて
「私ならどう叱るかな…」とシミュレーション。

こうなってくると、職業病というべきか。

さらに、街中で遭遇する程度の子なら
あまり気にしないでいられるけど
面と向かって「こんにちは」をしたら
そうもいかない。

友達の子どもなど、遊ぼう、て言われたら
全力でサービスしようとしてしまう。
保育士なんだから…と期待されてるんじゃ、
なんて、自意識過剰なんだけど、
親である友達の視線も気にしちゃう。
それで仕事したくらいヘトヘトになったりして。

一度、仕事の後に子どもたちの相手をする
余力がないのを理由に
友達からの、平日夜のご自宅への招待を
断ったことがあるくらいだ。

こうして書いてくると
「保育士スイッチ」のオンオフ、
上手にできているというよりも
ヘトヘトになりすぎないように
自分を防御しているってことなのかも。

え、そんなにヘトヘトになっちゃうの私?

オンオフというよりも、力の入れ方の
配分を上手にできるようになりたい。
それとも、ヘトヘトになるくらい
向き合っているなら、このままのほうが
いいんだろうか。

なかなか力の抜き方がわからないまま
また保育の仕事にでかける。



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