【おしごとレポ2/2】期間限定出店、ありがとうございました!【in富山】

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、私、呪術廻戦では夏油さんと加茂さんが推しなんです。
ファンパレにて懐玉・玉折ガチャ第2弾が始まったので、コツコツ貯めた石を全ブッパする覚悟を決め、ガチャ開始後すぐに回したら……。
なんとおはガチャで限定回想、10連一発目で夏油さんがいらっしゃいました。
びっくりしすぎてスクショ取り損ねちゃったよ……。

ガチャ履歴遡って記録を残しました

天井叩く気満々だったので、なんだか出鼻を挫かれた気分です。
0の時は天井直前だったんですけどね?
(たまたま実家に帰っていたので、ラスト10連分の石を母に回してもらったら来るという……)
ちなみに今までの天井は乙骨くんただ一人です。でも強いので良し。

ガチャ回したい欲が収まらないので、高専五条さんの方もうちょっと回そうかな、と思っています。
伏黒パパは見送り予定です。ちょっと私のプレイスタイルと合わなそうな気がするもので。

ちなみに私、ガチの高専出身なので、ちょっと"高専"ってワードにドキッとしがち。

さて、今回は富山出店イベントの続編です。

★お客様 B様
B様は、私の元同僚のご友人さんです。
ファッションやメイクには興味があるものの、何をすればいいのか分からない、でも自分磨きをしたい、というお気持ちをお持ちでした。
今回、「色々変わりたいから丸1日ください!」と言われ、朝から夜までみっちりお付き合いいたしました。
なんと、ご予約メニューは「トータル診断」「ショッピング同行(3時間枠)+推し活コーデ提案」「メイクレッスン(3時間枠)」。
金額もびっくりする桁になってしまい、流石に少々サービスさせてもらいました……。

①トータル診断
診断の説明やヒアリングをしていく中で、B様はとある俳優さん(以下◯◯さん)のファンであることが分かりました。
私もよく知っている俳優さんだったので、少々そちらの話にも発展します。
B様は「トートバッグやTシャツのような公演グッズを現場で使いたいし、痛バも作ってみたい」「でも、◯◯さんのファンは可愛い子が多いし、自分みたいなファンがいることで評判を下げたくない。だから推してるアピールができない」「ファンとして恥ずかしくない格好でいたい」と仰っておいででした。
そんなことは……、とは思いつつも、気持ちは分かってしまうこのオタク心。
「ファンとして恥ずかしくない格好でいたい」というお気持ちには全力で共感します。
(だって私もそうなので!)

一個人の体感でしかありませんが、オタク、可愛い人や綺麗な人が増えましたよねぇ。そういった方がオタクになったのか、オタクが可愛く(綺麗に)なったのか、は定かではありませんが。

B様とお話しをして、見えた課題がありました。

1.自分で選べない

これは誰にでもあるお悩みですね。
なぜ自分で選べないのかというと、お手本、いわばモデルケースが分からないからです。

例えば、私は化学専攻だったので化学で例えますが……。
言わずと知れた「中和反応」を取り上げましょう。酸性のものと、塩基性(アルカリ性)のものを混ぜると、中性になる、というアレです。
必ず習うのは「塩酸+水酸化ナトリウム→塩化ナトリウム+水」ですね。
(酸性のもの+塩基性のものであれば必ず中性になるとは限りませんし、出来上がるものも混ぜるもので異なりますが、まあ一般論として)

「混ぜるな危険」と言えば、酸素系+塩素系の漂白剤や洗剤。
塩素系って、"塩酸"のイメージから酸性と思われることが多いのですが、実は塩基性。
主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」という、塩基性の成分です。
ですから、酸性の洗剤(酸素系)と混ぜると化学反応が起きて、人体には有害なガスが発生します。
それぞれの洗剤が酸性であるか、塩基性であるか。そして中和反応のモデルケース。
これらに当てはめれば、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を混ぜたら化学反応が起きる、ということが想定されますね。

また、自然にやさしい洗浄剤として名の挙がることの多い、「クエン酸」と「重曹」。
こちらは前者が酸性、後者が塩基性です。
たまに、「クエン酸と重曹を混ぜてお掃除★」なんて言説を見かけますが、あれ、ウソです。
話の流れでもうお分かりかと思いますが、これも中和によりガスが発生しているだけで、正直、見た目だけです。まぁ、ガスを発生させることで、多少汚れを浮かせる効果くらいはありますかね。分解とかは期待できないです。

クエン酸、重曹、それぞれに得意な汚れがあるのに、混ぜることでその得意を打ち消しあっていることになるのです。

逆にこれらを利用することもできます。
例えば、私はプラスチック製のドリンクボトルの洗浄に、塩素系漂白剤を使用することがあります。
この塩素系漂白剤、何がイヤかって、何度すすいでも独特のにおいが落ちないこと!

ですから、ここに中和を利用します。
お酢ではまた別のにおいが残ってしまいますので、使用するのはクエン酸。
適当な濃度(この場合は"大雑把"という意味)でクエン酸溶液を作り、ボトル内部→飲み口の順に浸漬していきます。
すると、クエン酸と塩素系漂白剤が中和反応を起こして、あのにおいが消えるんですね。

このように、なにかしら"お手本"となる事柄があれば、それを参考に色んな物事を当てはめることができます。
これがファッション分野になると、骨格診断やパーソナルカラー診断になります。
こういう形が似合う、こういう素材が似合う、こういう柄が似合う、こういう色が似合う……などなど。
「似合うものを知って、モデルケースを作りましょう」ということですね。
このモデルケースをいくつか知っていれば、そこに当てはめればいいだけですから、選び方がグッと楽になります。

2.分からないからできない

「幽霊の正体見たり」とは少し異なりますが、「分からない=怖い」であることがほとんどです。
つまり、「メイクの方法が分からない」→「分からないから失敗しがち」→「失敗が怖い、失敗したくない」→「何もできなくなる」という悪循環になってしまうんです。
ちなみにB様、YoutubeやTikTokなどでメイク動画を見漁った時期が何度かあったそうです。
「でも結局、何すればいいのか……」「同じようにやってるのに上手くいかないし……」とはB様の言。

そうなんです、そこがメイク動画のデメリットなんです。
メイク動画の良さは「情報入手にかかるコストが0に等しい」、つまり「手軽さ」です。
しかも、発信者はアマチュアからプロのメイクアップアーティスト、芸能人など様々。
たくさんの情報を、瞬時に、簡単に手に入れることができます。
ですが、情報が簡単に、たくさん手に入るということは、その情報を取捨選択しなければならないということと同義です。

そして何よりのデメリットは「①リアルタイムで質問に答えてもらえない」「②動きが合っているか見てもらえない」「③言葉だけで正確に伝達するのは難しい」こと。

こちらは体育の授業に例えてみましょう。
私はバドミントン部(のマネージャー)だったので……、バドミントンの授業があったとします。
まずやることとしたら、ラケットの持ち方でしょうか? それともシャトルの掬い方ですかね。
初めてバドミントンに触れる初心者からすれば、どちらも正しいやり方は分かりません。
試しにやってみて、回ってきた先生から指導を受けることになるでしょう。
「指はここにかけて」とか「力の入れ方は……」なんて風に、リアルタイムで、時には自分の身体を先生に動かしてもらいながら、指導してもらえますよね。

これがインターネットの情報だったらどうでしょうか?
動画を見て、同じようにやってみても、それが正解かどうかを判断してくれる人はいません。
何か聞きたくてもコメント欄やリプライに書くことしかできないし、本人に答えてもらえるとは限らない。
そして、そういった質問に動画や写真を用いることはほとんどのプラットフォームでは困難で、言葉で100%伝えなければなりません。でも、そのハードルはとても高いんです。

対面のメイクレッスンは、この点をクリアしているんです。
実際にお客様がお持ちの道具やコスメを使って、診断士が動かし方、使い方をレクチャーしながらメイクのやり方を知ることができるんです。

メイクレッスンは、上手なメイクを知ることが目的ではありません。
お客様が、「次の日から」「ご自分で」メイクができるように練習する機会なのです。
ですから、初心者さんにこそメイクレッスンがオススメなのです!笑

3.お金はかけたくない

わっかる~~~! まぁB様の課題というよりは、私の課題です。
オタクは金の使いどころがたくさんありますからね。

そして、個人的に提起しておきたいのが「診断士、ショッピング同行でお高い店連れて行きがち問題」。
いや理屈は分かるんです。審美眼を鍛えるためには、良いものも悪いものも、というと語弊がありますが……。まぁ正直、プチプラだけを見ても審美眼は鍛えられません。
そして、ちょっといいお店って、慣れてない人は一人で入りづらいんですよね。
(ここで言うお高い店、ちょっといいお店は、SNIDELやUNITED ARROWSを指しています。世の中もっとお高い店、ハイブランド店はありますが、ファストファッションと比べたらちょっとエクスペンシブなお店、ということで一つ)

高いもの、安いものを比較して、何が違うのかを知って、それぞれの良いところ、自分には合わないところを把握して、取捨選択していかないといけないんです。
コスメで言えば、デパコスとプチプラを自分の目で見て、比較して、判断基準を作ってから取り入れることが重要です。
何を求めるのか、も大事ですね。質感・使い心地なのか、発色なのか、パッケージデザインなのか……。
そういったものも、たくさんのものを見ていくことで「ここはこだわりたい」「このポイントは外してもいいかな」と、自分の中のラインが作られていきます。

ちなみに、このライン作りを省いてすぐ取捨選択できるのが"ショッピング同行"です。
既にいろんなものを見てきた診断士がお買い物のアドバイスをしながら、ご希望に沿うものをご提案しますので、とっても楽なんですよね。
また、ショッピング同行で診断士が話す知識を吸収いただければ、より早く取捨選択のライン作りをすることもできます。

例えば、私はあまりファンデーションを使いません。肌の見え方云々よりも、「ファンデーションを塗る」行為があまり好きではないのです。
なのでその分、化粧下地にちょっとこだわります。今は知人にプレゼントでいただいたものを使っていますが、基本的にはエレガンスさんを使用しています。

出典:https://www.elegance-cosmetics.com/collections/el-makeup-base  全5色展開の商品です。もちろん下地の色選びにはパーソナルカラーが関わってきますよ!


とはいえ、ちゃんとした場、例えば面接や結婚式などの場合は、"化粧している感"が欲しいんです。
そして私の場合、リキッドファンデは馴染みすぎて素肌に見えてしまうので、敢えて価格帯の安いパウダーファンデを使います。
そうすると、顔がマットになって「あぁちゃんとファンデ塗ってるな」って感じが相手に伝わってくれるんですよね。
これが取捨選択です。

ですがB様の場合、そもそも"物"をお持ちでない。
お洋服は必要最小限、コスメは就活のために揃えた100均コスメ。そして日焼け止め。
もちろんこれでも十分なんですけどね、問題は内容です。
似合うもの、好きなもので必要最小限なら◯です。それはただの"取り入れ上手なミニマリスト"なので。
でも、似合うか分からない、なんとなく必要そうだから買ったけど、結局使わない。これはとっても勿体ないです!

そういう訳で、まずは"似合うもの"、"好きだと思うもの"の"数を揃える"ことにしました。
着回しに慣れていない初心者さんでしたら、私はある程度の数を揃えることをオススメしています。
少ない点数で着まわすのは、ちょっと上級者さん向けなんですよね。

目標は15点。最低でもトップス5点、ボトムス8点。ワンピースはお好みで。
購入するものも、丈や素材、色を被らせるのは2点までとして、ある程度の幅を持たせます。
コスメはプチプラオンリーとしますが、ベースメイク、ポイントメイクで各1点以上になるようにします。
アイシャドウパレットをたくさん持っていても使い切れないので、まずはこの1つ目のパレットでメイクに慣れましょうね、みたいな感じです。

こんなに買ったら破産しちゃう? いえいえ、お洋服に関しては、こういうケースにオススメのお店があるのですよ。
勿論、好き嫌いはあるので人によりますけどね。その詳細はショッピング同行の項目にて!

さて、思った以上に前置きが長くなってしまいましたので、次回【3/2】と称して続編とさせていただこうかと。
それ以上の分割は……多分ないと思いますので……。

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