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水田の畦畔管理65 ~たすかるの整備⑩~

大麦の収穫が始まった。

カントリーエレベータって、こんなものです。

カントリーエレベータの荷受けは9日から開始されたとのこと。
僕の草刈り作業も、大麦の部、終了!というわけだ。
何とか今年も頑張れたね。

麦秋
首が曲がって、刈り頃だ

このタイミングで、「たすかる」の整備を行おう。
具体的には、

刈り刃のローテーション


である。

←右、左→

たすかるの刈り刃は、上下2段。当然だが、下の刃の負担が大きい。ガガッ!と石にぶつかることも多々ある。

なので、定期的な刈り刃のローテーションはmust、なのである。

まずは、観察。

ああ、お痛わしや・・


という状態ですね。かなりすり減っているし、傷もある。
やはり48ccのパワーは、相当なものだ。

早速外していこう。

まず右側の刈り刃。

草の繊維が絡みついている。ススキですかね?
結構な量だ。

下段のゴミ
上段のゴミ

では左はどうだろう?
ん?そうでもない。

・・てことは、僕の場合、右側の刃に負担をかけているということか。
ちょっと気を付けておこう。

草の量を比べれば、一目瞭然である。

←右のゴミ、左のゴミ→

刈り刃の摩耗状況はご覧のとおり。
やっぱ右下の刃のダメージが大きい。
当然ながら、草に当たる側が「円く」すり減っているのがよくわかる。

←反時計回り、時計回り→

では、ローテーションだ。
たすかるは、左右で刃の回転が反対なので、刃は、

左右を逆に、上下も逆に入れ替える。


ということ。
すると、こうなる。

併せて、「軸」のほうもキレイにしておこう。
パーツクリーナーで洗浄する。
大してキレイにはならないけどねー。(笑)

排液は受けておこう

ちゃちゃっと組み付けて、完成。

ローテーション完成の図

これでOK!
今後は、水稲のフィールドで活躍してもらおう。

・・・この日たすかるは、フィールドで、予期せぬトラブルに見舞われることになる。


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