昨日見た夢21
2月7日
僕は娘と歩いている。
僕はバイクを押している。学生の時に所有していた、ヤマハのTW200。
僕ら二人は、どうやら、遠く離れた場所から、どこかに「帰る」ために歩いているようだ。
道がぬかるむ。
僕はバイクのエンジンをかけ、娘を後ろに乗せてゆっくりと走る。
ところが、道はいつしか、農業用のハウスの中に。僕達はバイクを降りて、再び歩き出す。
しばらく歩いたところで休憩。
すると、見覚えのある農家さんが隣のハウスから出てこられた。
「スンマセン。」
僕は頭を下げる。
農家さんは、無言で頷く。
ほどなくして奥さんが現れ、娘の頭をなでていく。
奥さんも無言だ。
知らぬ間に、娘がメロンを食べている。出荷できないハネモノだ。
僕の分もあって、バイクのハンドルのところに置いてあった。
「申し訳ないです。ありがとうございます。」と思ったが、僕は食べなかった・・・ように思う。
「○○街道はあれですよね?」
僕は農家さんに道を確認して、娘と共に、再び歩き出した。
「あ、メロンのこと・・」と思いながら・・・
しばらく進んで、いつしか娘は消えて、僕は一人になった。
バイクのエンジンをかけて、進む。
場面変わって、道路に水が溢れている。歩いている人もいる。
僕は、
「ああ、これが ”日本沈没” ってドラマか。」
と思いながら前進するが、水位は上がり続け、ついにバイクはエンストした。
目の前に巨大な波がいくつも現れる。
僕は、
「広いところに出よう。」
と思い、道から外れ、左のほうに泳ぎだす。
しばらく泳いで広いところに出たが、とても浅く、手で地面が触れた。
その感触から、そこが「田んぼ」であることがわかった。
場面転じて、僕は小さな舟の上。
舟というか、屋形舟。2階建てだったから、箱舟か。
木造でボロくて、昭和初期の長屋のようだ。
その箱舟には、知らないおじさんおばさん達と、二人の子供。そしてその箱舟は、「餅屋」らしく、焼いたいろんな餅をふるまってくれた。
焼いたカスや、炭の残りは床下に入れる。
床暖房なんだそうだ。
そんな時間をしばらく過ごし、窓(戸?)を開けたら、そこは港っぽくて、松原の下には、避難民と思しき人が多数、そして、測量をしているような人がいた。
「他の人に期待持たせちゃいかん。」
みたいなことを言われ、僕は窓を閉める。ほどなく箱舟は出港する。
場面転じて、僕はアパートにいる。
夢で時々現れる、古いアパートの一室。僕はそこを借りているが、ごくたまにし使わない、そんなアパート。
部屋の仕切りがなくなっていて、畳の広間のように変わっており、知らない女性が二人、避難してきていた。
なぜか僕はこのアパートで、落ち着きと安らぎを感じている。
いつもは開けない、反対側のカーテンを開けると、小路のお向かいは宮司さんのお宅だった。1階には注連縄が張られており、2階に、白い着物を着た宮司さんの姿が見える。
そして僕は、知人のAさんのことを考えている。
Aさんは無事だろうか?
Aさんはここの場所を知らないから、どうやったら知らせられるだろう。
ここで目が覚めた。
洪水、箱舟、どこかで聞いたような話だ。おまけに、日本沈没。ドラマって何よ?(笑)
このところ、誰かとはぐれて1人になる・・って夢が多い。これは何を意味しているのだろう。ちょっと考えてみるか。
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