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サンバー整備記録19 ~スライドドアハンドルを交換する~

購入時にメンテしたけど、またスライドドアハンドルの調子が思わしくない。

具体的には、運転席側のそれが、外からうまく機能しない。かなり「ガバッ!」とやらないとドアが開かないし、そもそも開かないこともある。
これは何か問題が生じているに違いないということで、整備に踏み切った。

一連の手順でターゲットに到達。
ところが、最後に内側からハンドル部品を外そうとすると、ボルトがナットと一緒に回ってしまう。

まずは外側を養生。ブチルゴムの付着を防止する。
Ω(オメガ)ピンを、タオルで外す。
内張りをバキバキはがす。
透明ビニルをめくる。
これがメイン機構。これを外せば、ハンドルにアクセスできる。
奥に2本の10mmナットが見える。今回、下側に問題があった。

ん?


と思い、何とか外してみると、あれま、受けのプラスチックが割れてボルトがゆるゆるになっている。これが原因の一つと思われた。

斜めにヒビが入っている。

パーツの注文が必要となるので、ボルトは接着剤で仮に固定し、とりあえず原状復帰して、再度の整備となる。

本来、外れるものではない。
洗浄後、強制固定!

数日後、パーツが到着した。
うん、いつ見ても新品は気持ちいいですね。(笑)

上が新品、品番は62150TA030。"R"の刻印が見えるだろうか?

見る限り、特に対策はなされていない模様。
・・っていうか、元のパーツはすでに補修されていた??と思えなくもない。まあ、経年劣化ということにしておこう。

なんか怪しい・・

ついでに、関係各部にも潤滑を施しておく。
ヒンジの類には、CRCやグリーススプレーを使用。不思議なことだが、運転席側のほうが錆が強い。これはどういう理由だろう?

レールにはシリコンスプレー。ベタベタにしないためだ。

こうして作業は終了。操作感もよくなった。

バッチリ。これで娘も満足だろう。(笑)

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