今日の参拝37 ~秋の正式参拝~
今年の草刈りが終わった。
僕はこの仕事を行うにあたり、シーズン入りの春、そしてシーズン終わりの秋に、正式参拝に出かける。愛知県一宮市にある「堤治神社」だ。
ここにたどり着いた理由は、↑ のnoteのとおりである。
この日は、14時からの予約となった。時間に余裕があるので、かねてからやりたいと思っていた、清掃のご奉仕をお願いし、OKをいただいた。
ありがたいことである。
言うまでもないが、この時期の神社は、どこも落ち葉の清掃が大変である。こちらもご多分に漏れない。
幸い僕は、草刈りや氏神さんの清掃に使っている「ブロアー」があるので、多少とも能率が上がるのではないか?と思い、持参している。
この日は秋晴れのいい天気。神様がお帰りになった境内にいられる自分が嬉しい。
氏子の役員さんがコンクリートの補修をしておられる。
お疲れさまです!
僕は、巫女さんにゴミ袋とかいただきながら、社務所で着替えを済ませ、作業を開始した。
やはり広い!
うちの氏神さんとは規模が違いますね。(笑)
いろんな葉っぱ、それとどんぐり。案外こいつが厄介だ。まあ、全てを完璧に清掃できるわけはないし、後から後から落ちてくるから(笑)、「まあ、こんなもんでしょう」と割り切ってやるしかない。
格闘すること約4時間。時間切れ。
まあ、一時的にきれいになったかな?
軽く休憩し、冷たいお茶をいただいて、僕は気持ちを切り替え、正式参拝に臨む。
見慣れた拝殿の中で、僕は、宮司さんの到着を待つ。
しばらくして、宮司さんが来られた。
この日は、お神酒とお米、里芋を持参した。なんてったって収穫の秋なのだ。1年の無事と収穫を感謝しないといけない。
加えて、境内社のお稲荷さん、そこの狛狐の「前掛け」。以前、じいちゃん神社に奉納したのと同じ感じで、これも奉納させていただいた。
実はこの狛狐さん達、もうしばらくすると新しいものに入れ替わる。なんでも、左右で白黒の色違い、お顔も優しくなるということで、実に楽しみだ。
新しい前掛けは、この時デビューする。
祝詞が上がっている間、いろいろ神様に話しかけた。内容は割愛するが、とりあえずこの一年、頑張ってきたんだと思う。これも神のご加護だ。
正式参拝、終了。
そして、シーズン終了。
区切りである。
宮司さん・巫女さんと少し談笑して、今月、初出産する部下の「安産御守」をいただいて、神社を後にする。
木曽川の龍神様にご挨拶して、最後に、今日の仕事の「足跡」であるゴミ袋を撮影し、帰路についた。
家に帰ってその写真を見る。
おや?・・・
これもご加護と思いたい。
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