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水田の畦畔管理37 ~ヤブカラシに関する考察~

これまでnoteしてきた、植生をリセットした畦畔であるが、昇降路・農道側は、ヤブカラシが勢いを盛り返している。
・・が、まあ、これは想定の範囲内だ。

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原因は、この農道畦畔”全体”の植生が「ヤブカラシが優占種」だということ。
だが、親方の田んぼと、耕作者Aさんの田んぼ、耕作者が違うために、思うような管理が出来ないわけである。

こちらをご覧ください。

ヤブカラシ境界

線の左が親方(僕)の管理する分、右がAさんの管理する分。
植生が違っているのが一目瞭然だ。
当然、Aさんのところは、ヤブカラシ一色である。

ちなみにAさんは、草刈りのみでヤブカラシに対抗しているのだが、それが

無力

であることは、この結果を見てもわかるだろう。

地下部はつながっている。だから、親方のところだけをやっつけても、それは根本的な対策にはならない。なので、この畦畔全体にアージラン等の散布を行いたいのだが、管理者が違うからそれができない・・ということ。

面倒くさい!

人間の論理ですよね~。(笑)

でもまあ、今は、時期が時期なので、除草剤の散布は控えるべき。なので、チャンスがあるとしたら、稲刈りが終わってからということになる。

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こんな感じで、イネ科雑草を少しずつ増やし、植生を「マトモ」にしていくのが僕の狙い。

今少し、辛抱

だ。

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