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自分にウソがつけなくなって。

僕がカイシャに入った頃は、環境という概念は経済という概念に勝てなかった。それが2021年の今ではそうでなくなっている。コロナの影響とかSDGsとかいろいろあるが、ようやく世の中が追いついてきた、と言っていいだろう。

カイシャに入った僕は働いた。環境の切り口を「農業」に求め、働いた。ここで「農業という産業」、そして、「草刈りという作業」に問題意識を持つこととなる。これが起業の土台となる予定だ。

もう一つ、「砂漠の緑化」という土台があるのだが、この説明は別の機会に譲りたい。

しかし、農業という分野で仕事をしていても、それが全て自分の考えと一致するわけではない。それは違うだろ?ということもある。いやその方が多い。けれど、カイシャにいる限りは全てをやらないといけない。それが苦痛になってきた。やろうと思えばできるけれど、自分のエネルギーを、自分の思うところに集中投下したいという気持ちが日に日に積もる。自分にウソがつけない、風の時代。

家族へopenしたのが3年前、最終の決意を表明したのが昨年の秋。相当の勇気が必要だったが、2年後という条件付きで許可が下りた。

言い出すことは自分の責任。まずは口に出すことから始まるとは、どのビジネス本にも書いてあるけれど、そこに飛べるのはやはり全員じゃないんだろうな、と思う。

けれど、確かにそこから何かが始まった。

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