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サンバー整備記録18 ~トルクレンチを導入する~

整備が大好きな人なら絶対に欲しい工具。それが、

トルクレンチ!!


である。
その名のとおり、ボルトやナットを、メーカーが既定したトルクで締め付けるための工具だ。

これがあれば、タイヤ交換については、4ないし5本のハブナット(ボルト)を、既定のトルクで、かつ均等に締め付けることができるわけです。

ところがこのトルクレンチ、ちゃんとした商品はそれなりのお値段がする。
というわけで学生の頃には手が出ず、なんとなく今まで来てしまったわけ。

ところが先日、冬用の仕事着を買いにHODAKAに行った時、なんとなくこれを買ってしまった。たまたま持ち合わせがあった・・からか?(笑)

それがこいつ。
TONEというメーカーの「T3MN50」という商品である。
10~50N・mの作業に対応する。

使い方は簡単、ハンドルの後端にあるダイヤルを回して「トルク」を設定し、ロックをしてから・・

9.5のメモリが見えるが、これはダイヤルの「遊び」に過ぎない。注意!

ハブボルトに合うソケットを装着して締め付ける。
この時、ちゃんとハンドルの所定部を持って作業しよう。でないと、違ったトルクがかかってしまう。

黒いグリップ部分を持って作業しよう。

本当はトルクレンチにソケットを直装したいのだが、それでは手が入らない。

しょうがないで、短いエクステンションをつけてやる。
・・気に入らないけどね。(笑)

その前に、取説でサンバーにおける締め付けトルクを確認しておく。

8~10kg-m(=N・m)


と書いてあるから、これを守る。
僕のトルクレンチはこのトルクを許容できる商品である。

さて、やってみるか。
初めてクルマを所有した時、その店のおやっさんに、

強く締めたらアカンよ~


と手ほどきを受けているから、正直、おっかなびっくり。

全然、カチッて言わんやん!


と思いながら作業した。

かなり締めるなあ・・と思っていたころ

カチッ!


と音がして、締め付けが完了した。

それ以上締めてはいけない。いくらでも締め付けてしまう。
またトルクレンチは、「緩める」方向に使ってはならない。

そんな注意はいくつかあるが、今後の整備の強い味方になるだろう。
使用後の感想は、

もっと長いハンドルのほうがいいなあ・・


ということでした。

購入時の参考にされて下さい。m(_ _)m



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