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水田の畦畔管理66 ~ノシバを手に入れる~

地元のサッカー場。

ここを人工芝にするんだとかで、現在の「芝」を無償譲渡しますよ、との情報があった。

品種は、

ノシバ


日本在来の芝だ。

僕は「どうすっかな?」とも思ったけれど、「ええい、ままよ!」とこれに応募した。30cm四方のシートでの配布だという。

申込数量に上限はないというので、僕は田んぼの畦を想定し、
60cm×100mの想定で、

666枚


と応募した。
・・・う~ん、いろいろ大丈夫なんだろうか。(笑)

結果は、難なくクリア。
で、僕は、晴れた土曜、芝の受け取りに向かったのである。

輸送は僕のダンと軽トラ。1名ヘルプを頼んである。
受付を済ませ、説明を聞いて、いざ作業。
当初の予定と異なり、芝は1.5mの短冊状になったとのこと。
てことは、133シート
うーん・・・ま、いいや。

現場に立つ。

けど芝が・・・

あまり状態がよろしくないのでは?
草も混入しているし・・

市の説明では、幅が35cmになったということと、軽トラを乗り入れて良いというのが変更点だ。

しゃあないか。
良さげな一角に陣をとり、作業を開始する。

兎にも角にも、丸めてみる。
こんな感じになる。

ふむ。何とかカタチにはなる。
・・が

重い!


感覚的には、10kg近くあるんじゃないか?
これでは、当初の予定量を持ち帰ることは出来ない。完全に「過積載」だ。
ここは農村じゃないから、お巡りさんがコワイ。

気を取り直して、本腰を入れる。
ひたすらやるしかないわけですよ、これは。(笑)

巻き寿司よろしくぐるっと巻いて、PPテープで結束するわけだけど、ここで直径がデカすぎると、うまく荷室に収まらない。

案の定、根の張りが弱くて、うまくロールにならないものが出て来る。周りの皆さんも苦労している。
場所によっては、ボロボロに崩れ、丸める事も出来ない様子だ。
僕も、歩留まりが悪い。

ロールができた。
車を寄せて積み込もう。
なかなかの重労働だ。

ハキリアリは偉い!

なんて思ったりする。

積み込み終了!


軽トラとダンの積載量は、それぞれ350kgまで。
軽トラは3段積む。
どんどん、荷台が沈んでいく。(笑)

1段積んだ様子

ダンは、2段で。

2段積んだ様子

さあ、現場の畦畔に向かおう。
なかなかしんどいが、今日中に作業を終えるのだ。

・・・死ぬな、これは。(笑)

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