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竹簾を編む

庭にそこそこ大きなイチイの木があるのだが、昨年(今年か?)は大雪で傾いてしまった。

今は元に戻っているが、今年も大雪かも?・・ということで、こいつも囲ってやることになった。

・・が、樹形が平たい「円筒形」なもんで、なんとも始末に悪い。

竹簾(たけす)

で囲うのが最良の方法?と思うのだが、あいにく納屋にあるのは壊れたものばかり。しょうがないので、こいつを編み直して使うことになった。
正しいやり方かどうかわからないが、その様子をnoteしておく。

まずは作業台の確保。
軽トラを使おう。

これに竹簾を並べる。
荷台の端を利用して、上端をまっすぐに揃える。

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次に、劣化した紐を切って外す。もうボロボロだ。

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竹簾を「伸ばした」状態で固定する。
こうしておかないと、「伸びない」竹簾になり、何かと使い勝手が悪い

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使うのはコレ。
麻縄。庭仕事の定番だね。ホムセンでフツーに手に入る。

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作業に入ろう。

まずは、互い違い、上下に麻縄を通していく。時々ミスって飛ばしたりする。(笑)
最終的にはこれを真っすぐにしておくこと。

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編み方。
なんちゅうか、下から通して、上から入れる感じ。要は麻縄で竹をくるっと縛るわけです。

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どんどん編んでいく。
今回は緩めに編んで、自在に変形するようにしたい。

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一段終了。
同じように、二段目を作業する。
次いで反対側とか、部分的に補修、とか。

イチイを囲った姿がこちら。
上下にうねうねして、いい感じに落ち着いています。

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こういう仕事をしていると、

俺って縄文人か?

なんて思う。(笑)きっとこんな風に身の回りを整えていたんだろう。

この日は、庭の甘柿をかじって、サツマイモを焼き芋にして・・

ほっこりと、幸せな時間を過ごしました。


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