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ゴミ箱を見て考える

僕は、月~金、「主夫」をやっている。料理、洗濯、アイロンがけ・・そんなところを。土日はニョーボが主婦をする。

ただ、一貫して「ゴミ出し」は僕の仕事。燃えるゴミ、プラゴミ、燃やせないゴミなどなど。
そんなゴミ出しの折、ゴミ箱を見て考えることをnoteしておく。

僕が週末に一切家事をしなくなったのは、”副業”で草刈りを始めたためである。現場に泊まり込むので、割り切って家事から手を離した。
その辺りから、こんな現象が始まる。
週明け、

なんか、プラゴミが多いなあ・・・


どういうことかというと、週末の土日で、プラゴミが一気に増えるのだ。僕が月~金に出す量と、ニョーボが土日に出す量がほぼ同じ・・・くらいの勢いなんである。

だもんで、改めて、買い出しのあった日の冷蔵庫を見てみる。すると、あるある・・

袋に入った食べもの


が沢山あるのだ。

肉や魚はパック詰めだから、依然と変わらない。
増えたのは、「さっと食べられる系の食材」。この他、菓子パンやお菓子、ヨーグルト用のソースなんかも増えている。
なるほど、「袋」が増えるはずだ。

週末はこれらを使用することが多いってことですね。

話は変わるが、以前読んだ本の中に、こんなフレーズがあった。

1万年前に食べものでなかったものは、食べものではない


それと

「袋」に入った食べものは、食べものではない


なるほど・・と思う。

何が「自然」なのか、ってことは誰でもわかるだろうけど、僕がもう一つ思うのは、

袋に入ったものには、食べる「期限」が設定される


ということだ。
これは、「廃棄問題」にも直結する。

僕は、材料から料理を作るのだが、この場合、ゴミはそんなに出ない。
材料は基本、「袋」に入っていない。なので、誰かに期限を設定されることもない。
野菜など、自分(達)で作った材料ならば、なおさらのことだ。

大地から足が離れ、「流通」というものに食を依存すればするほど、ゴミが増えていく。僕はこのところに違和感を感じている。
とても危うい。

コンビニでもどこでも、「ゴミ箱」を見てこのようなことをみんなが考えたら、何かの”きっかけ”になるんじゃないだろうか。

海でも・・

山でも・・

陸の上でも・・

そして、いずれ、あなたにも。


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