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水田の畦畔管理105 〜灌木をぶった切る〜

中山間地においては、手入れの行き届いていない畦畔に、時折「木」が生えている。
背が低い、

灌木(かんぼく)


と言われるものだ。

こいつに恨みはないが、そもそも農地のエリアに「木」が生えているってことがおかしい。
また、草を刈る時、強烈に邪魔になるのだ。

なのでプロを目指す僕は、この灌木をぶった切ることを、畦畔管理に含めることにしようと思う。

折りたたみ式のノコギリを使ってもいいんだが、以前から興味のあった

ノコ刃


を試してみることにしよう。

外観はこんな感じ。歯数は80。要は丸ノコである。(笑)

林業では、山の下刈りに使う。
ちゃんと歯に「アサリ」が付いている。

装着すると、やっぱ迫力があるね。

じゃあ実践いってみよう。

まずは畦のど真ん中に生えているコイツ。直径は4〜5cmあるから、チップソーなど、通常の金属刃では切断できない。

ウルシの仲間っぽい。

いざ。

瞬殺!


刃が吸い込まれるように木を切断する。

感覚は掴んだ。次のフィールドで再度試してみよう。

こういう灌木は「根元」から切断したいが、チェーンソーではソーチェーンを痛めそうで怖い。こういう時、このノコ刄は気兼ねなく使用できる。

ウザかった畦畔が、このとおりスッキリして明るくなった。

ぶっとい幹は、別途処理しよう。

やはり畦畔は農地の一部だから清潔感がないといけない。普通、農家さんはこれをスルーしてしまうから、僕はキチンと処理をするのだ。

「キレイになったな。」


と言われたいぞ!(笑)

チェーンソーと並んで。

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