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1997年8月31日、あなたは何をしていましたか?

あなたは1997年の今日、
何をしていたか覚えていらっしゃいますか? 
 
わたしは1997年は英国で過ごしていて、
8月31日の早朝、
深夜バスで旅先のリヴァプールから
ロンドンのヴィクトリア・コーチ・ステーション
(長距離バスのターミナル)
に戻ってきました。 
 
リヴァプールで同じYWCAに
滞在していた女性の荷物が多かったので
ポーターを探して声をかけると、
 
彼はこういったのです。
 
“Princes Diana`s dead(ダイアナ妃がなくなったよ)”
 
“・・・・・???
You must be joking.(ご冗談でしょ)”
 
“Last night she was alive, but now, she`s dead.
(昨夜は生きていたよ。でも、もう、亡くなったんだ)“
 
コーチステーションに
彼の声が響き、気がつくと周りの人たちが
わたしたちの会話を聞いていました。 
 
当時は携帯も誰もが一般的に持ち歩くものはなく
朝6時過ぎに
各地から夜行バスが到着バスで移動した人たちは
このニュースをしらない人の方が
多かったのだと思います。
 
(わたしもそうでした) 

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(写真は新聞「THE SUN」より)

あれから23年。
毎年、この日が巡ってくるたびに、
あの時のことを思い出します。 
 
その日から
ロンドンのバッキンガム宮殿と
ダイアナ妃の住まいだったケンジントン宮殿の前に
たくさんの方が花を捧げた映像は
日本でも報道されていたと思います。 
 
わたしは8月31日の夜には
またナイトコーチ(夜間長距離バス)に乗って
スコットランドへの旅に出たので
上記のロンドン市内の光景を実際に見ていません。  

でも、スコットランドの教会にも
ダイアナ妃の死を痛むメッセージを添えた花々が
捧げられていました。  
 
先日、当時のことをあるTV番組でみて
自分の資料を探してみたら
当時の新聞を発見。 

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亡くなった翌日の新聞は
パリでの事故のこと、
遺体をチャールズ皇太子が
パリから英国に連れ帰ったこと、
それまでの彼女の一生のまとめ、
首相のスピーチ、
縁のある方達のメッセージなど、
 
「これがたった1日で用意されたのか」
 
とびっくりするくらいの詳しい内容でした。 
 
改めて、たくさんの写真を眺めながら、
じっくり読み返したいと思います。
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。 
 
*「人生よかったカルタ・こども編」   
 
今回は、「ま」、
「負けてよかった」。 
 
どんな理由でも良いので、
(フィクションでもいいので、) 
「よかった」理由を考えて見てくださいね。  

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わたしの解答例は
「負けて残念に思ったから、その次は勝つ!
と決めて頑張れたから、よかった。」 
 
あなたはどんな「よかった」理由を考えますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。

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