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神は細部に宿る

例えば、AとBの2つのお店を1万枚の紙を積み上げた物に例えるとして、お客さんが来て挨拶をしなかった、店内のゴミをそのままにして掃除を怠った、忙しさに負けてお客さんを粗末に扱ったetc...

みたいなことを、マイナス1ポイントとして考えて、紙を1枚ずつをスッと抜いていくとするじゃない?

そうすると、最初は1万枚には差がないし、変わらないように見える。
でも、さすがに1ヶ月も経つと、あ、こっちの店は明らかに紙が減ったな〜。
みたいなことが分かってくるし、顕著に見える差として可視化されるわけ。

で、それはもう3ヶ月とか半年とかなると、明らかな差になってくるじゃない?

たったこの1回かもしれないことの差の蓄積って、結構デカいと俺は思う。

これは基本的になんでもそうじゃない?
特にサービス業のプラットフォーマーはマジでそうよ。
自分の箱やプラットフォームを綺麗にできないってことは、自営業者としてのセンスがないと俺は思うよ。

まあ、そんなことを俺は言いたい。

立地、料金、味、施術みたいな目に見えるクオリティを向上させたり、差別化を図ることはとても大切なんだけど、結局は勝負の差って、この日々の些末に見えることにあったりするわけよ。

確かに凄い細かいかもしれないけど、まあ本気の人や、感じ取れる人にはめちゃくちゃ分かってもらえる話だと思う。

これに気付くのか?気付かないのか?この差が自営業の“センス”の話みたいなことに通じてると俺は思う。

もちろん例外があるよ?
但し、店内が綺麗な方が良いか?悪いのか?
みたいに敢えて2択にする場合、より崇高で期待値が高そうな方を取捨選択する方が、お店としての可能性が上がると思う。

こんな次元の話ってもう基礎の基礎みたいなことだから、議論するべきでもないし、ここまで俺が熱くなって話すことでもないと思うんだけど。

結構ここが感じ取れない人っているんだよ。