ピアノレッスン〜ミスタッチ

ミスタッチをしないためには
鍵盤の真ん中を弾くこと。
指先に意識をもって
常に指が鍵盤の真ん中に当たれば
外すことはない。

と、私自身が恩師から教わりました。

とはいえ、手の小さな方が
ミスタッチをしないで弾くのは
大変な努力を伴うと思います。
でも、手の大きな人も同じかもしれません。

女性であれば鍵盤の中心に指が当たれば
隣のキーを触ることはまずないと思いますが
男性の大きな手の方は
鍵盤ギリギリの太さの指の方もいらっしゃいます。

どちらにしても注意力
指先の意識が必要です。

ミスタッチはさまざまな理由が
考えられますが
一瞬で通り過ぎていくため
聞き逃しているうちに（自分に甘いのかも汗）
手が覚えてしまい次にも外すことが
多くなっていると感じています。

ミスタッチを恐れるあまり
硬い音になってしまったら
美しい音からかけ離れてしまいます。
冷静にリラックスして
指先が鍵盤の中心にきているか
注意して練習を進めていきます。

コンクールや試験、発表会など
ミスタッチの有無だけで
結果が決まるわけではなく
音楽的で感動する演奏を追求
して弾けると良いですが
本当に完成度の高い演奏は
ミスタッチのない状態まで
到達していると思います。