奥田祐己

HR Techベンチャーの株式会社リーディングマークで企画を担当。愛知県一宮市出身。「…

奥田祐己

HR Techベンチャーの株式会社リーディングマークで企画を担当。愛知県一宮市出身。「自己実現できる人を増やす」ということをミッションに頑張っています!将来は地元一宮に貢献したい!日記として書いてるので正確性や読みやすさはご容赦ください!

最近の記事

『就活』から神話をどうなくすか?

就活や採用を支援する立場であるから、これを述べるのは自己矛盾的でもあるが、就活における一番の課題は、就活が『神話』で埋め尽くされていることだと感じる。 ゴールが見いだせず、周りもやっているから自分もとにかく何かやらないと心配で仕方がない、心配だからこそ本当かどうかも分からない情報に踊らされて情報の洪水の中に埋もれる、そしてまた正解が分からないから苦しみが増すという無限ループ これが今の就活生が抱えている一番の課題のように感じる。 いかにこの課題を解決するか、 就活、採

    • 家庭、自己実現、ワークライフバランス

      自己実現を考える時、子供の生育環境としての家庭、仕事をしている親の帰る場所としての家庭はかなり重要な意味を持つ。 自己実現にとって、自分の短所・長所含めて肯定できるか、ということ、自己肯定感は重要な要素である。あくまで仮説だが、家庭がギスギスして常に否定され続けた幼少期を過ごしてきた人は、なかなか自己肯定感を持ちにくい傾向があるのではないか? だとすると、自己実現できる人を増やすためには、自己実現につながりやすい家庭環境を作っていく必要がある。 では、どのようにしてそれが

      • シニアと仕事 -『シニアと職場をつなぐ ジョブ・ラフティングの実践』(岸田泰則)を読んで

        高齢者の就労、というテーマは、社会保障費を抑えるであるとか、人口減少に伴う労働力確保、といった文脈だけでなく、個人の自己実現を考える上で重要な視点であると考えている。定年後にいきなり仕事を失い、人間関係も己の力を発揮できる場も失うことは、自己実現の方向性から反する可能性が高いからである。 そこで、関連する本として『シニアと職場をつなぐ ジョブ・ラフティングの実践』(岸田泰則)を読み、今後より深めたい論点について覚書を残しておく。 本書では、定年後に再雇用された(方を中心と

        • 個人から見た職場の発展段階-人間関係、ジョブ・クラフティング

          企業や職場の成長は、企業業績の成長に伴う「企業」の観点から議論されることが多い。 しかし、個人の自己実現の場という視点から企業や職場を捉えるならば、あくまで業績・企業成長という観点からではなく、個人にとっての職場としての視点からも議論すべきだと思う。 『シニアと職場をつなぐ ジョブ・ラフティングの実践』(岸田泰則)という本を読み、新たに「ジョブ・クラフティング」という概念を知ったので、それに触発されて上記の視点から思考を整理して見たい。 ※なお、ジョブ・クラフティングの

        『就活』から神話をどうなくすか?

        • 家庭、自己実現、ワークライフバランス

        • シニアと仕事 -『シニアと職場をつなぐ ジョブ・ラフティングの実践』(岸田泰則)を読んで

        • 個人から見た職場の発展段階-人間関係、ジョブ・クラフティング

          就活、相性、自律性、人事

          新卒採用や就活が、「自己実現」にとってどのような意味を持つか、ポイントを整理しておく。 1. 新卒でどのような会社に入社するかによって、その個人が承認欲求等を満たせるかが変わる。 当然、その個人の価値観や志向性、性格などにあった会社の方が、自己実現に近づける可能性は高いだろう。 ただし、採用や就活でのマッチングだけでは不十分。そもそも相性うんぬんを言う前に、人の個性を引き出せる組織か、成長させられる組織化どうかが問題となる。例えば、パワハラが横行しているような組織では、

          就活、相性、自律性、人事

          変化、生きる意味の喪失、格差拡大、レジリエンス

          『人の心はどこまでわかるか』(河合隼雄)を読んで。 経済や産業、技術の変化スピードの大きさが、どのように格差拡大につながるのか、気づきが得られた。 それは、技術の変化などによって、今までやってきた仕事・企業で自分が役立たずとなり、「生きる理由」が失われることで、心理的に崩れてしまう人が出てくるからだ。(酷くすると自殺に至ってしまう人もいる) マズローでいう、社会的欲求や、場合によっては安全の欲求が満たされない、ということにつながる。 ※例えば、1970年代以降、石油危

          変化、生きる意味の喪失、格差拡大、レジリエンス

          自己実現を支える社会にするために

          本稿では、そもそも人が自己実現しやすい社会とはどのような社会か、を考えるにあたって、特にポイントとなる論点をリストアップしてみたいと思います。 そもそも自己実現とは一言で表現できるものではありません。 よく、マズローの五段階欲求説があげられますが、マズローの原著(例えば、『人間性の心理学』)を読む限りでは、そのような単純化はなされていません。 ただ、複雑なものを複雑なものとしていても、なかなか考えづらいので、いったん、自己実現を「自分が他者ではなく自分として最高の状態であ

          自己実現を支える社会にするために

          noteを書くスタンスと理由

          「自己実現できる人を増やす」という目的をために、様々なことを学んだり、考えたり、計画したり、しようと思います。 基本的には、自分の日記として書きますが、世の中にオープンにすることで、誰かからフィードバックをもらったり、議論したり、一緒に何かをやるきっかけになったらいいな、との思いでnoteとして書くことにしました。 今後書いていこうと思うこと・自己実現を社会の仕組みで実現するための注力ポイント ・自己実現と格差 ・自己実現と企業 ・自己実現と教育 ・自己実現と戦争

          noteを書くスタンスと理由