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潰瘍性大腸炎との出会い

暑い暑い、熱い熱い夏が終わりました。

高校時代の思い出は9割野球部と言っても過言ではない日々とのお別れ。

朝練、授業、放課後練習、土日は練習試合と試合

見ての通り休みなしの日々を終え

みんなから遅れをとって受験勉強をはじめました。

でも・・・

一日中紫外線を浴び続け、汗まみれ、砂まみれになりながら体力をすり減らしていた毎日は終わったはずなのに

体がずっとだるい


トイレ事情の異変

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寝ても寝ても疲れが取れない。

すぐ横になりたくなる。

口癖のように「だやい」と呟いてしまう。

そのうちに、トイレ事情にも異変が現れはじめました。

トイレットペーパーに血がつく。

少量だったので、はじめのうちは大して気にもしませんでしたが

だんだん血の量が増え、トイレの中が赤くなるように。

でも、お腹が痛いわけではないのです。ただ、血が出ている。

痔???

これ、潰瘍性大腸炎の初期症状あるある。

痔かな〜?恥ずかしいし言いづらい…と思っているうちに症状が強くなる。

私も例外なく、症状は増えていきました。

幸いにもお腹が緩むことはなかったのですが、下血量の増加とともに膿のような、粘液のような、、、よくわからないものが出てくるようになりました。この粘液、我慢することができないんです。

そのせいで、よく分からない粘液のためにトイレに行く回数は6〜7回に。

この回数、同じIBDの中ではそんなに多い方ではありません。

普通のお手洗いに行く回数に加えて、6〜7回のトイレ通い。

生活ができなくなるほどではなかったので、誰にも相談していませんでした。

ただ、よく分からない粘液が流れ切らず、少し残っていたことがあり、母親が私の異変に気付いたのです。


病院にて

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母親が病院選びをしてくれたおかげで、最初から消化器内科専門のドクターが開業しているクリニックで見てもらうことになりました。

そして、初めての診察後すぐに、

「大きい病院で診てもらおう」

と、IBD専門のドクターがいる病院へ行くことになったのです。

血液検査の結果、症状、簡単な視診でIBDと言われました。

結構あっけなく、病気であること、その病名が何かということまでわかりました。

病院に行ってからはなんだか色々あっという間で、あまり記憶にありません。

くるくるパーマのラフな感じの、クロックス履いた先生が
(悪口ではありません。このドクターが主治医でほんっっっとによかった)

・原因もわからず、決定的な治療法もなく、完治はないこと

・今は入院するほどじゃないこと

・病状は酷くなったら安定したりを繰り返すのがよくあるパターンだということ

・安定したら普通の生活できること

・まずは合う薬を見つけられるように調整していくこと

を説明してくれたことは覚えています。
他にも色々説明はあったと思いますが、理解したのは病気についての冊子を読んでって感じだったと思います。


こうして私は潰瘍性大腸炎の診断を受け、治療を開始することになったのです。



受験勉強真っ最中。というタイミングだけが、どうにかならぬものかと思うところでした。。。


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