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寒ブリの美味しい理由
いつもありがとうございます。
野口です。
最近寒くなり、ブリが美味しい季節になってきましたね。
私は好きなものが何と言われると、ブリと梅干しと答えます。
寒ブリという単語を聞くだけでも涎が溢れます。
旬のものが美味しいと言われますが、
ブリはブリでもなぜ冬のブリが美味しいと言われるのでしょうか?
春から秋は太陽光が強くプランクトンなども多く餌は十分にあるので、食べた栄養を成長に使います。成長に使うと、より遠くに速く泳げるなどで有利です。お腹がすいたらまわりに沢山ある餌を食べればいいのです。
冬は餌が少なくなります。栄養分を体内にためずに成長に使ってしまうと、お腹が空いたときに生きるための栄養が足りなくなって春まで持たずに餓死してしまう可能性が高まります。せっかく体が大きくなっても意味がないですよね。
要約すると、冬には栄養が取りづらくなるので、活動が減るため、冬を乗り切るために蓄積されているエネルギーがある分、身がおいしくなっているということです。
赤身魚であるブリですが、油が乗りまくって白くなっている寒ブリはもう芸術の域だなと思います。
背景を理解すると、より感謝をしながら食べないとなと実感します。
ブリのためにも全力で仕事します!
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