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国際大会でのボランティアの話

留学先のローザンヌでは9月15日~17日の3日間、World Skateboarding Tour 2023 - Music festivalが開催されました。この度、ローザンヌに来てから初めて知りました。せっかくなのでと思い、場所などを調べていくうちに9月8日頃から17日までボランティアを募集しているということで応募。上記のイベントはまだですが計3日間ほどボランティアとして参加し、決勝を観戦しました。


大会について

恥ずかしながら東京五輪の際は全然見てなかったので、競技としてのスケボーは全然知りませんでした。種目としては「ストリート」と「パーク」があります。ストリートは階段、手すりなど街中を再現しています。逆にパークはすり鉢状のコースとなっているようです。
ローザンヌでの大会はストリートとなっており、東京五輪を全然見てなかった私でも知っている選手が出場していました。
ちなみに大会期間としては2日程度ですが、選手は1週間程前から会場入りし、本番のコースを練習するようです。
競技内容としては45秒間の「RUN」を2回と一つの技を競う「BEST TRICK」を5回します。その中で得点の高い4本で競うようです。

こちらのサイトで詳しく解説しています

ボランティアについて

今回はいくつかポストがありましたがAthletes & Team Areaのポストに応募しました。内容としては、大会コース会場とは別に設置された室内練習場での選手へのドリンク配りでした。ドリンクといってもスポンサーである主にレッドブルと水でした。そのため難しくはなく、ひたすら選手の要望に応えて提供するのみでした。一方で拘束時間は長く8時から20時までと12時間みっちりでした。

ちなみにボランティアといっても気軽な感じで、ボランティアも自由にレッドブルを飲めたりといったい状況でした。そして、やはりボランティアに参加する人の中にはスケボー好きが多いようで、ボランティアにも関わらず室内練習場でときおり自由にスケボーを楽しんでいました。もはや犬を連れてきて世話したりと日本では考えれない状況でした。


ボランティアと

決勝観戦

ボランティアをするとチケットが無料で貰えるので決勝は観戦しました。決勝はチケットも売り切れで、クラスメート何人かは行きたがったようですが断念したようです。
決勝は8人で行うのですが、日本人の多さに驚きました。男女ともに4名ずつ程決勝へ参加。もともと席が多くないのもありますが、立ち見が出るほどの観戦者数でした。結果は女子は見事に東京五輪金メダルの西矢選手が優勝しました。

今回初めてスケボーを観戦しましたが、他のスポーツと違って良いなと思ったところがありました。ごく普通なことですが、選手が失敗してもブーイング、ヤジなどは一切なく、失敗に対して観客が励まし盛り上がるところです。順位も影響していたと思いますが「Best Trick」ではフランス選手が大技に挑戦し、1回目から4回目まで失敗でしたが観客が盛り上がり、最後の5回目で成功したときが一番盛り上がりました。


最後に

このままではただの観戦日記になりますので、ボランティアを通じて感じたことがありましたので感想を。
今回は選手へのドリンク提供という役割でした。特に本数に制限はなく好きなときに好きなだけ貰うことができます。結果としてレッドブルと水の飲み残しが大量に発生していました。競技上しょうがないと思いますが、練習で滑っている間は選手はドリンクは設置されたテーブルに置いてます。ということで原因としては戻ってきたときに、どれが自分のかわからなくなってるのではないかと思いました。一緒にボランティアしていた人も「大惨事だ」と嘆いておりました。選手の自己責任で終わる話ではなく、小さいことではありますが運営含め取り組む必要があるのではないかと感じました。

大会前の練習


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