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女性スペースと男児論争①【男児排除派の意見】

ユーキです!

現在SNSで議論が巻き起こっている、女性スペースへの男児の侵入の是非問題。

最初は女子トイレや温泉に男児を連れた親子連れの話から、現在は男児から女性、または女児に対する性加害の話、男児に対する制裁としての暴力や親への訴訟といった話まで議論が行われています。

SNSを見るに、どちらの論においても「なぜこんな事もわからないのか、理解できない」のような、どちらも自分たちの論が当然であるというような方が見受けられます。

ただ、どちらも自身の論が正義であると信じている以上、その観点で話していても埒があかないのではないか、というのが筆者の思いです。

なので、男児を女性スペースに入れたくない・性的イタズラを容認しない派を男児排除派、排除派に反対する派閥を男児容認派と仮に定義して、SNSで見られる両論を整理。
どのようにしたら双方が争わなくて済むのか、筆者なりに思考してみたいと思います。

今回はその1回目、男児排除派のSNSで見られる意見をまとめていきたいと思います。


大前提

本題の前に筆者のスタンスを提示致します。

筆者は双方の意見を議論によって落とし所を探すべきというスタンスです。
SNSで一方に寄り添った結果、過激な発言、罵り合いを行っている方々は、双方支持致しません

ただ、思想や意見自体はあって良いものです。
意見の羅列もその意見の良い悪いを示すものではありません。
その人の自由な思想は尊重されるべき、というのが日本の社会での理である、と思想しているからです。

この前提のもと、まずは多く見る意見を並べて、後に筆者なりの意見をまとめたいと思います。


男児排除派の主張

まずはSNSで見られる、男児を女性スペースに入れたくない、または男児に触れられることに拒否反応を示す側の意見をいくつかご紹介します。

・小学生未満であっても、異性が女性スペースに入るのは嫌

現在は所謂幼児と呼ばれる年齢であれば女性スペースに入れることが多いですが、それは如何なものかという意見です。

例えば温泉浴場の場合、子供の異性の浴場・更衣室の利用は、厚生労働省の「公衆浴場における衛生等管理要領」ではおおむね7歳以上は混浴すべきではない、としています。
ただ、この基準については都道府県により異なります。

こちらの意見の方の中にもこれについてグラデーションがあり、幼稚園児程度の年齢は不可、人によってはどんな年齢でも不可、という方もいらっしゃいます。

ですが、概ね現状の管理要項の区分分けでも不安を感じていらっしゃる方が多いようです。


・幼児であっても、触られる事に不快感を覚える

幼児であっても、触られたくない部位を触られる事に不快感を覚えた、という方の意見。

例えば幼児と触れ合う事の多い保育士に対して行われた「性教育意識調査2023」について上記記事で取り扱われています。
これによれば、7割の保育従事者の方はプライベートゾーンを触られる・触ろうとされたことがあると回答しています。

この7割のどの程度がこの件について不快感を覚えたか、というデータはこの記事に記載されておりません。
しかし、SNS上では幼児であっても不快だ、という意見も散見される事から、保育士の方でも不快と感じる方は存在するものと思われます。


・女児への被害の懸念

女性スペースには同年代の女児もいるため、その子供たちへの何らかの被害が出ないかを懸念する意見。

上記記事のように、幼児であっても性的被害は存在します。
温泉やプールの更衣室などの場合に、このような事件を誘発する恐れがあるのではないかというのが、概ねの懸念点かと思います。


・男児に対する親の責任

多くの場合、男児が単独で女性スペースや多くの人と触れ合う場にいる事は少なく、その現場にいる親に対しての責任を問う意見。

  • 女性スペースであってもあまり行動を制限せず野放しな親もおり不安だ

  • 子供にデリケートな部位を触られたが親が注意しない、ないし謝罪もしない

  • 子供だから仕方ないと開き直っているのではないか

  • 例え幼児であっても、デリケートな部位を触られるなどの被害にあった場合は、親に責任者として何らかの責任を取らせるべきだ

このような意見が見られました。
中には男児を平手打ちにした後親にも謝罪させた、などという過激な投稿もあり、物議を醸していました。

また、そもそもこのような問題が起こるのは男児に親が性教育をしないためであり、もっと性教育をしっかり施すべきである、とした意見も多く存在します。


・性教育的観点の懸念

これまでの意見に付随する内容となりますが、女性側だけでなく男児側にも性教育的によろしくないのではないか、という声も見られます。

浴場や更衣室などで女性の裸を見てしまう事への懸念。
また、女性のデリケートな部位を触ってしまって親に怒られなかった場合に、将来の性犯罪につながるのではないか、という意見も見られます。


今回はここまでとなります。

筆者が見かけた意見を取り急ぎ5つ、関連のありそうなニュースやサイトがあればそれも添えて記載いたしました。
他にも多くある意見などあれば、コメントに頂ければ幸いです。

次回は逆側、男児容認派の意見についてまとめていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました🙇

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