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絵をはじめたわけ

 カエルが大好き望森ゆきです。
 今日は、私が絵をはじめたわけについてです。
 よければ、お付き合いください。


たぶん、はじめは……

1.昔を振り返り

 私が絵が好きだったのは、小学生前からです。
 あの頃は、どんなに下手でも、がんばったものが褒められる良い時代でした(しみじみ)。

 しかし、小学生に上がる頃になって、マンガと出会います。
 今まで私が描いてきたものは、いったい……と、へこむ程度にはショックでした。こう考えると、昔は自己肯定感アゲアゲだったようですね。
 それで、人物の練習をはじめました。と続くのが、普通なのでしょうけど、なんか、「すごい人もいるもんだなぁ。私はカエルさんが好きなの。ふふっふーん」という感じで、あまり人物キャラクターの練習はしなかったように思います……。

 でも、ですよ。カエルさんが好きとこだわることが、恥ずかしいことなのではないか? と中学生頃になって、気付くのです。
 友人たちと二次創作に燃えはじめた影響もあると思いますけども。

 それから、テストの空き時間に見直しもせず、机にらくがきしたり。
 テスト用紙に、自分なりに考える最高のキャラクターや世界をメモっていました。
 これは、一歩間違うと、カンニングしていると勘違いされるので、辞めた方が良いです。特に、机。(その前に、備品に描くのはいただけないよ!)

 しばらく、勉学に打ち込むようになり、絵とは少し距離を取ることになります。

2.絵を描くことを再開

 勉強熱心だった私は、本屋さんで徘徊することも大好きでした。
 その中でも、デザイン系の本は、高いから手が出なくて、お行儀悪く立ち読みする程度に興味深いものでした。

 刺青師になりたいと思うときがあって、でも、いろいろあってなれなかったんです。だけど、諦めの悪い私は、彫らない刺青はないものかと探します。

 そして出会った、メヘンディ!
 ちょっと詳しいことは朧気なので、正確な情報が知りたいひとはググってみてください。
 メヘンディというのは、たしかインドか東南アジアかあたり発祥の、安産祈願に、妊婦さんのお腹にヘナという植物由来のドロッとしたインクで模様を描くものです。
 安産祈願というのもあって、模様に深い意味が含まれてたのも、私を魅了したのだと思います。

 私はアレルギー体質なので、ヘナも触ったは良いけれど、えらいこっちゃ! になりそうだったので、こんなけ言いながら、触ったことはありません……。

 ただ、私が絵をまた描きたいとキッカケになったのは、間違いなくメヘンディです。
 だから、X(旧Twitter)をはじめた当初は、模様のひとだったように思います。

3.それでも、カエルさんが描きたい

 さて、ようやくカエルさんの話しができそうです。
 カエルさんを描くにあたり、まあ、いろいろ言われました。
 思い出すと落ち込むので、触りませんけども。

 いろいろ言われはしたんですけど、私が描きたいものを描くことってダメではないはずなんですよね。という、居直り。
 それから、ゆるゆるカエルさんを描くようになりました。

 ある意味、諦めないこと。ある意味、自分のやりたいことを貫くこと。
 このふたつは、大事なのかも。


身近なものから

1.準備が大変だったので

 ズボラな性格の私は、そこらへんに転がってる鉛筆、シャーペン、ボールペンで、裏紙に描いていました。
 なので、ある意味後悔しています。
 だって、展示に出そうにも、裏紙なんだもの。

 だけれど、メヘンディのような出会いがあったあと、透明水彩との出会いがあります。

2.透明水彩、無理しなくて良いのでは

 透明水彩に憧れはあるんです。ふわっとした柔らかなタッチの絵。
 ただ、どうも私はガツガツベタッと色を乗せるのが好きみたい……。
 ポスターカラーとかアクリルガッシュとかの塗りになりがち。

 近いうちに、透明水彩の柔らかな絵も描けるようになるぜ! 要練習だぜ!

3.やりやすい方法を見つける

 絵を描くことは、結構ハードル高いです。
 だから、私は裏紙とペンからはじめたように、はじめやすい方法からはじめたほうが長続きするように思います。
 ……まあ、でも。憧れの画材を使った方が、テンション上がって楽しいという側面もあります。


番外:こんなことも役に立つ

1.学校の勉強

 確かにね、嫌いな教科とか、何も役にたたんだろがい! と何度思ったか。
 でも、なんだろうな。思っている以上に、学校で習うことって、絵でもそうだし、小説にも役に立ちます。
 良いよ、勉強。
 勉強とくくるより、知識をつけることかもしれない。

2.人間関係

 絵を描くのに、原動力になることが往々にしてあるのが、人間関係。人間観察でも良し。
 面倒な関係も、楽しい関係も、悲しい関係も、理想の関係も。
 意外と題材になるんだ。

3.身の回りの有りと有らゆるものが画材になる

 ペン一色じゃつまらないとか、いろいろ私も思った時期があったけれど。
 そのペン一色で、どれだけ面白い、どれだけビックリさせられる、どれだけ後から見てがんばったなと思える、絵が描けるか。みたいなお題で、取り組むのも楽しい。
 目先を変えれば、結構なんでも絵は描ける。


おわりに

 さて。いかがだったでしょうか?
 私は、なんで絵を描いてたんだっけな、と振り返る良い機会になりました。
 これからも、がんばるぜぃ!
 またぬノシ

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