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初めて転職に挑戦 - 金融業界未経験だからこそ挑戦意欲がみなぎる!

はじめに

こんにちは。宮下と申します。私は2023年2月1日にコインチェック株式会社のバックエンドエンジニアとして入社しました。この入社エントリーでは、私が入社した際の経緯や動機、入社後に感じたギャップについてお伝えしたいと思います。

経歴

2017年: 都内の会社に入社、バックエンドエンジニアとして、ゲーム系のサービスや動画広告配信といった事業に携わりました。
2023年: コインチェック株式会社に入社、トレーディングシステム開発運用部に配属、主に取引所の開発を行っています。

入社した経緯

前職では、オンプレからクラウドへのサーバ移設や新しい動画広告配信システムの開発、動画広告SDKをネイティブアプリへの導入といった様々な経験をさせていただきました。しかし、6年間バックエンドエンジニアとして働いて、いくつか思うところがでてきました。

  • 経験によって解決できる問題が多くなってしまった

  • プロダクト愛への差を感じることが多くなった

私は、コロナ化で株式の投資をはじめ、それを機に金融に興味を持ち始めました。株や債券などの投資商品を購入しているうちに、経済を学び、自分のお金をどうやって増やすか考えることがとても楽しくなってきました。そんな時に、コインチェックの求人を見つけました。

お金に興味がある人

コインチェックは、以下の点で、個人的に魅力的でした。

  • 金融関連の業務未経験なので、今まで学んだ経験が使えない

  • 興味関心がある分野で働くことができる

私は、金融や暗号資産関連の知識も乏しく、コインチェックで利用している Ruby, Rails, AWS といった技術の経験もありませんでした。しかし未経験の領域への挑戦意欲を感じ、思い切って飛び込んでみました。

入社前後のギャップ

私は、トレーディングシステム開発運用部に入りました。入社してから3ヶ月が経ち、入社前と入社後のギャップについて、お話したいと思います。

オンボーディングでの豊富なサポート

入社してまず驚いたのがオンボーディングでのサポートでした。働き方や開発の仕方、コード規約、インシデント等のドキュメントがまとまっており、業務を進める上で必要なことは全て書かれている状態でした。また、メンバーと週に一回1on1を設定させてもらって、困っていることなど相談することができました。

スクラム開発


スクラム

私が入社してから、スクラムマスター(CSM)資格を持った大村さんが主導し、スクラム開発を主導してくださっています。チームメンバーでスクラム勉強会を実施したり、実際にスクラム開発を行い、日々どうすれば生産性を上げることができるのか議論しています。トレーディングシステム開発運用部の部長である山本さんがかなりの熱量で取り組んでくださり、エンジニアとしては、とても働きやすい環境だと感じています。

金融未経験・Ruby, Rails 未経験でも働くことができる

ドメイン知識の部分は、かなりインプットしなければならないことが多い印象ですが、暗号資産に関する豊富な知識を持っているメンバーが多いので、わからないことがあれば、すぐに優しいメンバーが答えてくれます。

Ruby, Rails に関しては、学生時代に Rails のチュートリアルを少し触ったくらいなので少し不安でした。しかし、希望すれば、RubyおよびRailsの権威である五十嵐邦明さんとペアプログラミングや技術的な質問を行うことができます。この制度によって、抽象度の高い設計の話やRails wayを学習することができました。

技術的な負債を解消する難易度が高い

暗号資産取引サービス「Coincheck」を提供開始してから8年ほど経ち、そこそこ技術的な負債が溜まっている印象です。暗号資産取引は、24時間いつでも取引可能です。また、お客様の大事な資産を取り扱っています。CTOの松岡さんの「私達の取り扱う暗号資産は世界中から狙われている」という言葉が印象に残っています。セキュリティ対策も十分に行わなければなりません。このような制約の中で、システムのアップデートやリアーキテクチャを行う難易度は高いかと思います。この難易度の高さは、エンジニアとしての面白いポイントの一つだと思っています。

働き方、学び方は新しい環境でも通用する

今まで学んだドメイン知識、プログラミング言語、ライブラリ、フレームワーク、クラウド等を0からインプットする必要がありました。最初はどうなるか不安だったのですが、なんとかなっている印象です。(まだまだインプットするべきことは多くありますが…)
どうしてなんとかやれているのかと振り返ると、働き方や学び方は新しい環境でも通用するからだと思いました。
例えば、プロジェクトを進める場合、ステークホルダーを正しく巻き込むことが重要です。自分がやりたいことをステークホルダーに正しく伝え合意形成していくとスムーズに仕事を進めることができます。
また、技術に関しても、タスクに必要な情報収集の仕方、公式ドキュメントを読んだり、必要であればライブラリのコードを読むといった学び方は、採用している技術は違くても活用することができました。
このような知見は、新しい環境でも通用することを知ることができ、個人的な大きな学びでした。

おわりに

コインチェックは、金融未経験や技術未経験でもエンジニアとして働きやすい環境です。もし、暗号資産に興味がある方や新しいことに挑戦したい方がいらっしゃれば、私たちと一緒に働きましょう!カジュアル面談も行っていおり、興味がある方はぜひお声がけください。

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