【Webライター1カ月目】最低賃金以下の時給って本当?収益・実態・辛かった事ぶっちゃけます!

24年5月より、本格的にWebライターとして活動し始めた筆者が、実際の活動内容を伝える内容です。

記事のポイントは以下のようになります。

$${\underline{\text{筆者のスペック}}}$$
・ライターに関する実績なし
・文章力は素人に毛が生えた程度


最低賃金以下ってマジ?←マジです

1カ月目の収益は、
$${\Huge\text{約20,000円}}$$
でした。

平均稼働時間6.5時間、5日休みを作ったので、

$$
6.5(稼働時間) × 25(日数) ÷ 20,000(収益) =
$$

$$
{\underline{\text{123円(時給)}}}
$$

地下労働か何かですか?
「ライターやるくらいならバイトの方がマシ」なんて言われるのも納得です。

1カ月目の戦績

受注案件

$${\underline{\text{提案文で抑えるべきポイント}}}$$
・具体的なエピソードを交えた自己アピール
・実際の業務を想定

15件中7件
内3件は継続案件。
内2件はスカウトで、条件が合わず不採用。

初心者ライターは、10件中1件程度の採用率と言われているので、非常に幸先の良いスタートです。

「元々優秀だっただけじゃん」
私の勝率の秘訣は、提案文の熱量だと思われます。
提案文で意識した点は、
具体的なエピソードを交えた自己アピール
実際の業務を想定

実際、知識がないけど書けそうだからと応募した案件では、1件も採用されませんでしたが、得意ジャンルの案件では、上記の2点を盛り込んだ渾身の提案文だったので50%以上の勝率でした。

もちろん、知識が無かろうとその時できる全力の提案文を作りましたが、やはり具体性と熱量に欠けていたと言わざるを得ません。

1日のスケジュール

$${\underline{\text{1日のスケジュール}}}$$
クラウドワークスで案件チェック

ブログ・サンプル記事作成

クラウドワークスで案件チェック

案件がある場合は最優先

最初の10日間は応募すれども中々採用されず、時間を持て余していました。
このままでは駄目だと始めたのが、実績作りです。

駆け出しライターでも作れる実績は、
サンプル記事
ブログ
です。

採用されないからと、期待の薄いジャンルの案件にも片っ端から応募するより、得意なジャンルで絞った方が良いと思ったので、サンプル記事のジャンルも得意ジャンルにしました。
「こういう点を意識した」というのをアピールできれば、別のジャンルに応募した際にも活きてくるので、思いついた内容を書き殴ったような記事にはせず、実際の業務を想定した記事を作りました

辛かった事

具体的に以下の3点が辛かったです。

$${\underline{\text{ライターの挫折ポイント}}}$$
・リサーチや執筆に時間がかかる
・ON/OFFの切り替えができない
・長時間のデスクワークがきつい

それぞれ詳しく説明します。

とにかく時給が低い

$${\underline{\text{駆け出しライターの時給が低い理由}}}$$
・リサーチの要点・分析が甘い
・執筆に時間がかかる
・何度も修正指示を受ける
・単価が低い

最初の頃は、
リサーチに10時間
執筆に10時間
・修正に数時間
がザラでした。

明らかに割に合わないという実感があったので、本当に苦しかったです。
リサーチや執筆に時間がかかるだけならまだ良かったのですが、クライアントによってマニュアルの量や内容が大きく異なるので、その都度注意しなくてはなりません。

なぜなら、「失敗しながら覚えればいい」という意識は、クライアントの手間を増やすので嫌われる要因になるからです。
とは言え、1度で完璧にマニュアルに沿った記事にするのは難しく、修正指示が入る度に冷や汗をかいていました。
個人的にこれが1番辛かったです。

ON/OFFの切り替え

$${\underline{\text{ON/OFFの切り替えで困ったら}}}$$
・1日の作業時間を決める
・休みの日を決める
・納期を綿密に調整して受注する
・寝る前に業務内容にキリを付けておく

完全在宅ワークと言えば聞こえは良いですが、悪く言えば、常に仕事に追われている環境に身を置くということになります。
私の場合は、外出中も、寝ている間も、構成案や執筆内容を試行錯誤していたので、精神的にも肉体的にも休む時間がほとんどなく、心身ともに疲弊した毎日を送っていました。

特に私の場合は、寝る間に構成案を試行錯誤してしまう癖があるので、寝る前に業務内容にキリを付けておくのが大切でした。

長時間のデスクワーク

$${\underline{\text{デスクワークの実態}}}$$
・肩がこる
・ある意味肉体労働
・目を酷使する

運動不足で健康面を害するので、自宅でできる運動を取り入れるのがおすすめです。

ライターに向いている人

PDCAが苦にならない

$${\underline{\text{PDCAとは?}}}$$
計画から改善を繰り返して業務の質を向上させること。
P…Plan(計画)
D…Do(実行)
C…Check(確認)
A…Action(改善)

簡単に言えば、自己研鑽です。
ライター業務を公務員のように、言われたことだけやってればいいみたいなイメージを抱いている方は、大きな勘違いです。

言われたことだけやっているというのは、要するに付加価値のないライターなので、いくらでも替えが効きます
ライターとして生きていくためには、必ず独自性、ないしは+αを見出さなければなりません

私が実際にやったことは、
・提出日を前もって伝える
・分からないことが合ったらすぐに聞く
・質問する際にもクライアントの手間をかけないようにする
要するに、クライアントに、「この人となら円滑に業務できるな」と思わせることです。

煩わしい人間関係から解放されたい

$${\underline{\text{他にないライター業のメリット}}}$$
・高圧的な上司、陰口を叩く同僚など、煩わしい人間関係がない
・仕事を選べる

前職の職場は、
・頻繁に怒声が聞こえる
・プライドが高い同僚ばかりでコミュニケーション取る気が失せる
・同僚がいない所で陰口を叩いている
上司は丁寧に指示してくれたものの、お世辞にも良い職場環境とは言えませんでした。

今のところ、横暴な態度のクライアントには出会ったことがなく、どのクライアントも丁寧に修正指示を出しくれて、快適です。
仮に悪質なクライアントに遭遇した場合は、速やかに契約をキャンセルをおすすめします。
クライアントがライターを選べるように、ライターもクライアントを選べます

知的好奇心が旺盛

$${\underline{\text{ライター業はリサーチが主}}}$$
筆者のリサーチと執筆時間の割合は、7:3
人によっては9割を占める

ライター業は、執筆よりもリサーチに時間がかかるのが一般的です。
私の場合は、リサーチと執筆時間の割合は、大体7:3。
中には9:1の人もいるので、とにかくライターはリサーチが大事ということです。

記事を書くのが好きでも、リサーチが億劫に感じるようでは長続きはしないでしょう。

用意した方がいい物

デュアルモニター

$${\underline{\text{デュアルモニターの利点}}}$$
タブの切り替えが必要なくなるので、業務効率が向上する

リサーチや記事を分析しながら執筆に当たるので、いちいちタブを切り替えたりするのは作業効率を著しく損ないます
リサーチタブと執筆タブで半々に配置するのもありですが、それでも不十分。
本格的にライターを始める決意があれば、デュアルモニターはほぼ必須と言えます。

デュアルモニターはライター業以外でも、
・SNSを見ながらYouTubeを見る
・ゲームをしながらSNSでやり取りする
なんてこともできるので、ライターに限らずパソコンの作業が多いなら早いうちから取り入れるのがおすすめです。

マインドマップ

$${\underline{\text{「Edraw Mind」がおすすめ}}}$$
無料
・スマホと共有
・多機能
・視認性
Googleアカウントがあればすぐに使える。

何故かあまり認知度高くないようですが、ライター業にマインドマップはほぼ必須です。
頭の中で、記事の要点やリサーチ内容、分析を全てを賄える極一部の天才の自覚がなければ、絶対に欲しいです。

1カ月振り返っての感想

ぶっちゃけライターって、どう?

$${\underline{\text{駆け出しライターの現実}}}$$
・納期に追われる毎日
・リサーチに時間がかかる
・執筆速度が遅い
・全然稼げない

こんな・・・
こんなのって・・・

$$
{\Huge\text{めちゃくちゃ}}
$$

$$
{\Huge\text{楽しい!!}}
$$

私は生粋のマゾヒストではないので、楽しいと感じたのには理由があります。

$${\large\text{1.業務内容だけなら天職}}$$
自己研鑽が好きで、煩わしい人間関係もない、知的好奇心も旺盛。
ビジネスメールのような堅苦しいやり取りがあるものの、慣れれば大した問題ではなく、元々趣味で小説を作ってたこともあるので、自分の思考を文字に綴る作業と言うのも楽しいです。
もっと早く始めればよかったと後悔しているくらいです。

$${\large\text{2.スキルアップが収入に直結}}$$
現在は、慣れた分野なら、
・リサーチに5時間以下
・1000文字当たりの執筆時間が2時間
と徐々に最適化に成功。
たった1カ月でこれですし、まだまだ伸びしろを感じています。

もちろん、初めての分野になると作業が遅れてしまいますが、リサーチや執筆のコツは掴みかけている実感があります。
何より、成果に対して報酬を得るというシステムと、手に職を付けている感覚が性に合いました

目標を持って始めよう

$${\underline{\text{早期脱落するライターの特徴}}}$$
・在宅で楽に稼げそう
・すぐに始められるし、すぐに辞められる
などの安易な気持ちで始める

ライター業は、ご存じの通り誰にでも始められるので、参入障壁が低いのが特徴です。
ですが、そのほとんどは1カ月足らずで脱落すると言われています。

私は、最初の数カ月は修業期間になるのを覚悟していました。
つまりは、楽して稼ぎたいという気持ちを一旦捨て、自己研鑽に励む日々を予想していました。

収入アップのヴィジョンも明確に見えており、
単価交渉
継続案件を増やす
執筆速度を上げる
これらを取り入れて徐々にレベルアップしていくつもりです。

正直な話、単価交渉が通るか不安だし、いつクライアントから切られるか分からないので、まだまだ不安定な立ち位置ですが、実際に仕事を通して、決して不可能な話ではない、と感じました。
できなかったらできなかったで、色々と工夫すれば良い話なので、少なくともライター業を諦めるには1カ月は早すぎるかな、という印象です。

そんな私の目標は、ライター業のみでの月10万。
来月は継続案件を増やしつつスキルアップしていって3万、再来月は単価交渉なども取り入れて5万を目標にするなど、ステップを踏んで、月10万への道を目指してみます。

それでは、また来月の収益報告でお会いしましょう。

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