見出し画像

【ポーカー】実は表情なんて読みません~ユキのオトナ授業95時間目

私はポーカーを趣味としているのですが、それを公言すると必ずこう尋ねられます。
「ポーカーって相手の表情を読む心理戦なんですよね?」
で、「違います」と言いたいのがこの記事です。

そもそも表情なんで読めっこない

身も蓋もないことを言ってしまいますが、どんなに強いポーカープレイヤーであっても他人の表情は読めません。当たり前といえば当たり前ですが……。
仮に「身内である」かつ「普段しない表情をしている」とき限定で表情を参考情報の一つにすることはあります……が、その表情が「とても強いカードを持っているのか」「逆にとても弱いカードを持っているのか」が結局わからないため、役に立ちません。
そもそもとして、同卓するプレイヤーは知らない人のことが多いので、その表情がいつもと違うかどうかなんてわかりません。

表情は見ないが相手は見ます

何もわからないのでは心理戦にはならないのでは……と思われるかもしれませんが、同卓する相手はよく観察します。
カードの取り扱い、チップの取り扱い、ディーラーさんへの態度などなど……これらすべて、同卓するプレイヤー全員分を極力把握するようにしています。
これらの情報でおおよそのポーカー歴、プレイスタイル(特にアグレッシブスタイルか否か)は把握できてしまいます。この情報をアクションの参考に入れることはよくあります。そういう意味では、心理戦はここにあるのかもしれません。

なお、私が相手を見る以上、当然相手からも同じように見られます。
相手が自分をどのように考えているかを考える、というのも大切なことです。ちなみに私自身は堅実派と思われることが多いようです。

言葉には出さないものの、お互いがお互いを観察しあっている、ということを考えると、これも一種の心理戦なのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?