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魅力ある家庭科

今年度は高学年なので「家庭科」があります。教科担当制にしたので全クラスの家庭科を受け持っています。
経験に基づいて授業を進めがちな自分を反省し、研究会の授業も見せていただきながら授業準備をしていくとふと思いました。

「わたし、こういうことを伝えたくて先生をしたいと思ったのかも」

もともとわたしは体育科なので、すべてにおいて身体が基本と思っています。身体を作り上げるのは「衣食住」。頭を養うのはここがそろってからでないと、難しいのかなと感じます。義務教育の初期段階で、いろいろな考え方の友だちと共に生きていくことに直結する教科を学ぶ。子どもたちもはっきりした目的意識が持ちやすく、意欲的。家庭での実践も含めて保護者ともつながりやすい。いいなあと思います。

会社経営は限られた人にしかできないかもだけど、家庭経営はどんな人もできる力がないといけないわけで。この力は少子化問題を考えるうえでも大事な観点かなと思います。

来週はおそうじを見直す授業です。子どもたちがこの授業を通して、そうじってこういうふうにするんだと発見できる時間にしたいです。

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