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凝結と流転

何か変な野心めいたものをもたずに、奔放に直感的につくるという意気込みで、毎日、筋トレのように制作しています。

それでも、インスタの方は、3日おきに平面的なもの、立体的なもの、という具合にリズム感をもって制作するようになってきました。

まだ早いですが来年の個展に向けての具体案みたいなものにもとりかかりたくなってきておりますが、ここまで来るとnoteの100日修行達成までは、ラジオ体操のスタンプをもらう子供のように、絶対、やり遂げたくなってきておりまして、あと少しこのペースでいきます。

モノをつくりだす時には、拡散と収束をくりかえして、じょじょに完成度をあげてゆくのが常套手段なのですが、今は、まさに拡散しっぱなしで、「あるるだけ、だせや!」と心の中のヤーさんが毎日押しかけてきているようなもので、なんとか絞りだす作業をしているわけです。

描くのも、書くのも、そんな具合で、いずれ、収束フェーズに入ってゆく予定です、生きている時間のすべてが、最新の作品には収斂していってほしいと願うわけであります。

そして、収束に似た言葉で、収斂とか凝結とか、いずれも、まとまったり、収まってゆく意味合いのものですが、ニュアンスがずいぶん違っていて、デザイン的な意味合いでは収束がぴったりですが、アート的なものは、収斂とか凝結みたいなもののほうがらしいかもしれませんね。

そして、普段、拡散といってしまう単語も、展開とか流転とかの方がアートぽいなぁと、最近、デザインとアートのプロセスの違いも気になってきております。


では、また



凝結と流転
coagulation and transmigration
© 2023 Yuki KATANO

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