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「ほとんど誰も必要としない情報コラム」オリジナルの監督能力はどうやって決まるのか part 2(投手出身・Lv編)「パワプロ2022ペナント」

※以下の情報は私なりに最近調べたものをまとめていますが、私の検証結果が間違っている可能性は大変沢山大いにあります。
また、より正確な情報を誰か出していましたら、自分で調べるのがもう大変なので、是非教えてください・・・

導入

Part 1の続き、今回は投手出身監督の打撃戦術・守備戦術・サインのレベルについてお送りします。

検証方法

※パワプロ2022のバージョンは1.05です。

(1)能力値をエクセルで集計、各能力の数値とLvを表にまとめる

投手は球速、変化球と100段階ではないものがあり、これの扱いは微妙なところです。
また、選手には特殊能力があり、これがどう反映されるのか未知数です。野手の時は打撃系の特能、走塁系の特能と分別しやすかったのですが、投手はすべて投手系なので、特能の影響は検証できてません(多少、ノビみたいに投球そのものか、クイックみたいな守備技術系、とかに分けられそうですが…)。

(2)(最近習った)統計の相関係数も一応出してみる

付け焼刃もいいところですが、最近、ごくごく基礎的な統計の知識を習う機会があったので、エクセルで相関係数も出してみました。
本来もっと適切な数式があるかや、有意差の有無の検証もすべきでしょうが、いろいろ面倒なのでパパッとやりました。
誤りや、もっとこうしたらより適切、わかりやすい、という意見がありましたらお寄せください・・・

結果・考察

※レベルは1~5まであるのですが、各レベルの値の範囲(推測)については、最後に表にまとめて記載しています

(1)打撃戦術レベル

表1 (球速-110)x2+スタミナの合計順
字が小さくて申し訳ありません・・・

表中、緑色の列で示しているところは(球速-110)x2+スタミナの合計で、上記の表は、その数値が低い順に並べています。

打撃戦術レベルは球速とスタミナが高い方が高くなります。ただ単純合計ではなく、各数値に何かしらの細工を施していると思われますが、その計算式は不明です・・・
(球速-110)は、パワプロ2022のサクセスでは120キロが投手の初期値だったので、そこからちょっと下げた基準値を設けました。特に根拠はないです・・・
また、スタミナの影響力が高くなる数式も試しましたが、そちらではレベルの並びが乱れるので、影響力は球速>スタミナである可能性は高いです。

また、特能(特にノビ、球速安定あたり)が影響している可能性もあります。しかし上記の計算式で数値が同じで、ノビCありと、球速安定あり投手で結果が別れたりしたので、もうわからん!ということで放棄しました。

そのためあやふやな考察ではありますが、とりあえず打撃戦術レベルを上げるには球速、スタミナを上げればよいのでは、と思います。

(2)守備戦術レベル

表2 球種数×総変化量順

表中、青色の列で示しているところは変化球の球種数(ストレートを除く。ただし第二ストレートは1でカウント)と、全球種(同左)合わせた総変化量の掛け算の値です。上記の表は、その合計が低い順に並べています。

守備戦術レベルについては、球種数×変化量でほぼ間違いない・・・のですが、特能が影響しています(それがなければキレイなのに・・・)。

表2、上から5番目、韮場という投手は1球種で変化量6、掛け算の結果が6となり、その上にいる3人の投手と掛け算の結果は変わらないのですが、レベルは一つ上となっています。
なにが違うかというと、キレと対左Bを持っているので、おそらくどちらかが影響していると思われます(変化球への影響を考えると、キレか?)。

守備戦術レベルを上げるには変化球の球種と変化量を上げておけばほぼ間違いないでしょう。

(3)サインレベル

表3 コントロール順

表3はコントロールが低い順に並べています。

野手、投手と監督レベルを見て来て、最高に簡単だったのがこの投手監督のサインレベル。コントロールが全て!(と言いながら、何かしらの特能が影響する可能性は0ではありませんが・・・)
表には入れていませんが、公式サクセス選手データの西郷(コントロールS100)がサインレベル5なので、間違いないでしょう。

サインレベルを上げるには、なにを置いてもコントロール。制球こそが正義だ!
野手出身監督ではサインレベルを上げづらいので、もしサインを多用しそうな監督を作りたい場合は、投手出身監督で作るといいでしょう。

(4)レベルのまとめ表・相関係数表

各レベルと数値の関係表

各戦術・サインレベルに達するにはどれぐらいの数値が必要かまとめたのが上の表です。
打撃戦術は全くあてになりません。大体の傾向を捉えてもらえたら・・・
守備戦術はおおよそ大丈夫です。境目の数値についてはパワプロの変化球の性質上、掛け算で表すことができる数値が限られてしまうので確認ができないものがありますが、大体表のとおりです。
サインレベルはシンプル。39まではレベル1、それ以降は20ごとにレベルが上がります。他のレベルもこれぐらいシンプルでいいのに・・・

各能力数値とレベルの相関係数

また、各数値と戦術・サインレベルの相関係数を表したものが上の表です。これを見たいただくと、特に打撃戦術は各基礎能力のパラメーターとの相関が弱めということが見えるかと思います。
サインレベルは、コントロールが1~100の選手を一人ずつ集めれば夢の相関係数1が出るはず!(なお特能)

終わりに

以上、非常に雑ではありますが監督能力のレベル(投手版)について検証してみました。冒頭にも申し上げたとおり、間違っている可能性が大いにあります。

おそらくペナントで監督試合をプレイする人がほとんどいないだろうし、自分自身も滅多にプレイしないしなぁ・・・(ベテランの引退試合で、ちゃんと試合出場させて、引退の演出を見るときぐらい・・・)と、あまり使うことはないだろうと思っているのですが、もし皆様のペナントライフに少しでもお役に立てるのならば幸いです。
なお、この検証結果を上書きしてよりよいものを作っていただくことは全然ウェルカムです。(楽に情報を得たい・・・)

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
次は監督の特殊能力(ID野球とか、積極采配とか)に対応する選手としての特殊能力について書きます。
ぱっと見、そんなに難しくなさそう・・・

Part 1(野手出身・Lv編)はこちら
Part 3(監督特殊能力編)はこちら

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