VOICEVOXの声でだれでもVtuberを動かす
VOICEVOXはAI音声でテキストを読み上げるアプリです。
この声をだれでもVtuberに渡せば、読み上げに合わせて動くのではないかと考えたわけです。
これができたら、画像生成で作ったどんなキャラでも、どんなテキストでも、読ませて動かせるってことですよね?
棒読みちゃんでやってる記事を見つけました。
それでてきるなら、もうできたも同然です。
この記事ではVB-Audio Virtual Cableというのを使われています。
これを使って、仮想の音声の出力と入力を作って接続されています。
設定方法も丁寧に書かれているので、ゆっくりご覧ください。
しかし、我が家の環境はというと、SteelSeries GG Sonarが入ってるので、たぶんそれだけでいけそうな気がしてます。
じゃあ、やってみよう。
まず、だれでもVtuberのマイク入力は、SteelSeries Sonar Microphoneになっています。これで、マイクからの音も拾っています。
次にVOICEVOXの再生デバイスの設定を変更します。
まず、デフォルトではスピーカーとかヘッドホンなどのシステムのデフォルトになっています。わたしの環境ではSonarのGamingです。これがいわゆる普通の出力です。(なんか解りにくくてすいません。)
で、この再生デバイスをSonarのMicrophoneにします。だれでもVtuberの入力がそれになっているので、VOICEVOXの出力もそれにすればつながるはずです。
VOICEVOX(出力) → Sonar Microphone → (入力)だれでもVtuber
って感じ。
これで、VOICEVOXを再生すると、見事にだれでもVtuberに音が伝わってきました。
だれでもVtuberの入力のレベルメーターで音が来ていることは解るし、アバターの口も動いているので、上手くいっています。
しかし、イヤホンからもスピーカーからも音が出ていない。
VOICEVOXとだれでもVtuber同士は伝わりあっているのに、わたしだけ蚊帳の外な気分です。
どうするのこれ。
VB-Audio Virtual Cableを使うときは、「CABLE Output」のプロパティにこのデバイスを聴くとかいう設定があるようだけど、SonarのMicrophoneにそんなの無いし。
いろいろ調べてみると、ループバックができる必要があるとかなんとかってのも出てきた。
そのためには、仮想のミキサーを通すといいとか書いてある。
VoiceMeeter banana とかが定番っぽい。
これも、Virtual Cable作ってるのと同じところのものらしい。使ってみるか?
うーん。
いやいや、Sonarがそもそも仮想ミキサーなんだから何とかなるでしょ。
Sonarの設定画面とにらめっこ。
じっと見てみると、マイクのところのヘッドホンのマークがマスクされている。これっぽくない?
マイクの歯車をクリックすると、
なるほど、自分のマイクからの入力がイヤホンやスピーカから出てくると気持ち悪いし、ハウリングの原因にもなるしで外してるんだったわ。
じゃあ、これのチェックを入れれば、
いける気がする。
では、これでVOICEVOXを再生。
おー、イヤホンからも聞こえるよ。
わたしも仲間に入れてもらえた気分だわ。
目的を達成できました。やったね。
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