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『こじらせガールも思わず笑う、箸の転がり方を教えてください』

  大喜利
 『こじらせガールも思わず笑う、箸の転がり方を教えてください』

この記事を書くまでに3本ボツにしています:パラダイス農家

 いつもは惑星開発ゲームのことばかり書いているわたしですが、今回はこういったものにチャレンジしてみようかと思います。

パラダイス農家さんのこの記事からの宿題なんです。あまりに面白いからスラスラ読んじゃった。こういうの楽しいやつ、わたしも書いてみたいね。

明日までとは一体......

こじらせガールも笑ってしまうような箸の転がり方って何だよ

 まず初めに、こじらせガールを笑わせるのってかなり大変じゃないかなと思いました。ちょっとつーんとした感じで、ふとした「笑い」の感受性にカバー付けてて、我に返りやすかったりするんですよね。俯瞰してみているみたいな。

 ここで気づきました。「1人で箸転がして笑ってたらなかなかホラー」であることに。

 なのでこじらせガールを笑わせるのに、もう1人2人ガールを追加した場面を想定してみた。自然だし、絵的にもいいよね。ということで周囲にガール追加。

 でも、こっから全然浮かばない。大喜利ってどうやるのさとインターネットを航海してきましたが、あまりピンとこない。箸が走っていくとか、箸が上に転がるとか意味不明なことになってきたので、普通に転がします。コロコロ。

 そのまま回収END。なにもおこらない。

 かなり人を選んで、シュールな笑いを提供できそうだけど、こじらせちゃんが笑わなきゃ意味がない。

 私はシュールなの大好きだけどね。

 まてよ、そもそも箸が転がっても面白くないのに、年頃の子にとっては笑えるよって意味合いだったような。ということは、面白くないって前提でこじらせちゃんは認識してるから、絶対笑ってくれないじゃん!

詰んだかもしれない。

 そうして一週間以上日をおいたみたところ、ひらめいてしまった。

「箸が転がることをどうにか面白くするサークル活動をする」

 何言ってるんだろう。自分でもそう思うから叩かないでほしい。「箸が走った」からの発展です。

どうしてこうなったのか。

 あんまり熱心に面白い箸の転がし方を2~3人で研究してて、まじめに日誌なんかもとっていて。そんな姿を最初は小馬鹿にしながら見ているんだけど、一喜一憂しながら実験している彼女らを見て、つい口角が上がってきて……

 なんというか、百合の香りがしてきてしまいました。思えばガール追加したあたりからもう百合っぽかったですね。

 でも、これではこじらせちゃんを「にやけさせる」になってしまうような。

 女子が3人くらいで、真顔で「これは楽しい」って思い込みながら試行錯誤してたりすると、だいぶ狂気で違った笑いが込み上げてきそうではあるんだけども。

 でも、微笑ましい絵であることは確かかも。青春って感じ? つまんないけどやってるうちに楽しくなってくるの。

……なんだか、箸の転がり方というより、シチュエーションになってしまったかもしれない。

 あ、でも「箸が転んでも面白い」って、ちょっとしたことでも笑っちゃうことだから、 それを状況と捉えてもいいのかもしれない。

 最終的に、「箸が転がることをどうにか面白くするサークル活動をする」という、ちょっとよくわからない、逆説っぽい回答になっちゃったけど、どうかな?

……私のこじらせちゃんの解像度が、かなり低かったのが敗因だったかもね。

追記

「箸が転がることをどうにか面白くするサークル活動」見て見たくない? 星花にこんなことやってる愉快な集団とかいたら、それこそ笑ってしまいそうです。

ところで、ネットでこんなものを見つけてきました。


検証されてたよ、やったね!

「楽しい」って言い続ければ楽しくなるって、一種の催眠みたいで、「はしころ」の元の意味に近いんじゃないか。(知らんけど)

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